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「時の花」2022/7/18号

馬渕治好の週次メモ「時の花」
時の花 2022/7/18 今週(2022/7/19~7/22)の日経平均予想:〇〇〇~〇〇〇円 ←実際には、予想数値が載っています (先週の予想:26600~27200円、実績値:26278.28~27062.17円) 先週は、米国で6月分の消費者物価指数や生産者物価指数の発表を前に、月、火に米国株式市場で警戒感が広がって株価が軟調に推移し、日本株も圧迫された。しかし実際に両物価指数が水、木に発表されると、前年比インフレ率の上振れを受けて米株価は安くはなったものの、ザラ場安値から切り返す底固さをみせた。特に、ナスダック総合指数やSOX指数は相対的に水・木は堅調で、そうした米IT関連株との相関性が強めの日経平均は、徐々に底固さを増した(ただし、週末7/15(金)の日経平均の上昇は、ファーストリテイリングの寄与が大きい)。 今週は米国で4~6月期の企業決算発表が、これまでの金融機関から一般事業会社に広がり、米株価はそれを消化しながら一歩一歩進む展開となろう。日本国内では大きな材料が見出しにくく(日本の4~6月期の決算発表が本格化するのは来週以降)、日経平均株価は、連休明け(7/19、火)に(先週末の小売売上高を受けての米株価の上伸を受けて)いったん強含んだあとは、慎重に上値を探ることになると予想する。 今週(2022/7/18~7/22)の米ドル円相場予想:137.00~139.00円 (先週の予想:136.00~137.70円、実績値:136.09~139.39円) 先週の為替市場においては、円が全般に安く推移したこともあったが、欧州通貨売り・米ドル買いが進んだことから米ドルが上昇し、結果として米ドル円相場は一時1ドル139円超えに上振れた。欧州通貨に売りが嵩んだ背景としては、パリティ(1ユーロ1ドル)割れを目指した投機的な売りもあったろうが、イタリアでのドラギ首相の辞任表明(7/14(木)の首相の信任投票で、連立政権内の五つ星運動が、投票をボイコットしたことによる)も材料になったと考える。

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