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第225回 暗号通貨の先週の動き、医療分野の先端的プロジェクト その3

ヤスの第四次産業革命とブロックチェーン
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第225回 暗号通貨の先週の動き、医療分野の先端的プロジェクト その3 …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 まずはじめに今回も、ビットコインを中心とした暗号通貨の先週の動きを紹介する。 次にメインテーマとして、医療分野におけるブロックチェーンのプロジェクトのその3を掲載する。医療分野のプロジェクトに関しては、6月の第220回と221回の記事で紹介したが、この分野が予想以上に盛り上がり、新規のプロジェクトが続々と登場しているのを発見した。そこで今回は、第220回と221回では紹介できなかったプロジェクトを多数紹介する。 ▼2万1000ドルまで上昇したビットコイン それでは、ビットコインを中心とした暗号通貨の先週の主な動きを外観する。 先週は比較的によい週だったようだ。アメリカのインフレ率が発表され、それが9.1%と予想を上回る上昇だったため、株価の下落を懸念した投資家がビットコインに乗り換え、買いが進んだことが原因だ。7月12日には263万円だったのが、一週間後の7月18日には301万4000円まで上昇している。当面は抵抗線を見られていた2万1000ドルを突破した。 今後、ビットコインは上昇トレンドに入るのか、また反対にさらなる下落トレンドに入るのかははっきりしない。両方の可能性を示唆する予測が存在する。 ●ショートスクイーズ発生目前か? 今後の相場の上昇を示唆する動きは、「ショートスクイーズ」の発生である。分析プラットフォーム、「CryptoQuant」のCEOであるキー・ヤング・ジューは、彼の30万3000人のツイッターのフォロワーに対し、ビットコインが爆上げトレンドに火をつける前の2020年後半に起きたのと同様の「大きなショートスクイーズ」が起こりそうだと伝えた。 「ショートスクイーズ」とは、ある暗号通貨の単位をある価格で借りて、より低く売って差額を懐に入れようとする空売りのトレーダーが、トレードが自分の予想に反して動くと買い戻さざるを得ないときに起こるものだ。つまり、相場が上昇して空売りが失敗したので、借りた暗号通貨を取引所に返却するために、暗号通貨を買い戻せざるを得なくなるケースが頻繁に発生することを「ショートスクイーズ」という。この場合、ビットコインの一斉買いとなるので、相場が上昇する可能性が高くなるのだ。 ちなみにビットコインの相場が爆上げする直前の2020年後半、多くの投資家はビットコインのショートポジション(空売り)の失敗が続いたので、1万~2万ドル台での清算を余儀なくされた。その直後にビットコインは激しい上昇過程に入った。

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  • ヤスの第四次産業革命とブロックチェーン
  • 昨年から今年にかけて仮想通貨の高騰に私たちは熱狂しました。しかしいま、各国の規制の強化が背景となり、仮想通貨の相場は下落しています。仮想通貨の将来性に否定的な意見が多くなっています。しかしいま、ブロックチェーンのテクノロジーを基礎にした第四次産業革命が起こりつつあります。こうした支店から仮想通貨を見ると、これから有望なコインが見えてきます。毎月、ブロックチェーンが適用される分野を毎回紹介します。
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