『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」7月18日号
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『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2022年7月18日号
●赤羽雄二の視点:変化するための「魔法の言葉」(後編)●今週の相談
・部下2名がぶつかり合っています。もう少し協力して取り組ませたいのですが、どうしたらいいでしょうか。
・上司が「なんで言ったことを覚えていないんだ」と罵倒してきます。メモも取っているのでそんなはずはないのですが。
・優秀な上司の下で仕事をしているのですが、任せられたことがどうしてもできません。どこが悪いのかもよく分からない状況です。
毎週月曜日発行
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【はじめに】
本メルマガでは、皆さんからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問にていねいにお答えします。メルマガを購読している方なら、どなたでも質問&相談が可能です。(ご質問: akaba@b-t-partners.com )
【『ゼロ秒思考』とは】
『ゼロ秒思考』は、マッキンゼーで14年間、その後も多くの企業、個人を支援してきた私が生み出した独自のアプローチです。
「メモ書き」によって思考と感情の「言語化」に慣れ、強化することで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心が強くます。くよくよしなくなります。何をすべきかがわかるので、行動も早くなります。
20数年にわたって改良し、内外で実践していただいた結果、10万人以上の方に効果を実感していただいています。
誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、効果は絶大です。実践された方々からのコメントの一部を紹介します。
「明らかに日々の思考量や行動量が増えた」
「打てば響くような会話ができるようになった」
「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」
「自分に自信がついた」
「気持ちを素直に伝えらえるようになった」
本メルマガは、この『ゼロ秒思考』をベースに、皆さんの悩みに答えていきたいと思います。
赤羽雄二の視点:変化するための「魔法の言葉」(後編)
「誰にも頼れないと思ってやってみよう」
誰かがやってくれるだろうと思うと、どうしても流されてしまいます。それだからこそ、「誰にも頼れないと思ってやってみる」と自分に言い聞かせ、無理に追いこんでやってみる、という方法もあります。
もちろん自分で追いこんでいるだけですから、「やっぱりやめておこう」「誰にも頼れないというのはうそだし。何も自分がやることはない」と悪魔のささやきが聞こえることはあります。
ただ、それにいつもいつも負けるわけではありません。それどころか、慣れてくると、悪魔のささやきがあるときほど、「何くそ」とやってみることもできるようになるかも知れません。
私たちの性格は、育った家庭環境と兄弟姉妹との関係に大きく影響されます。長男長女は、いつも弟・妹の面倒を見ながら育ったため、それが比較的自然に身についています。
ところが末っ子は面倒を見てもらうのに慣れているため、やや依存体質があるかも知れません。
もしそういう場合は、余計に「誰にも頼れないと思ってやってみる」のが効果的なのかも知れません。
「誰かのためにと思ってやってみよう」
逆に、「誰かのためにと思ってやってみる」ほうがやりやすい場合もあります。
本当はあまりやりたくないことでも、自分が大切に思う誰かのためにであれば、思いきってできるかも知れません。いいのかも知れないけれど気が進まない、というときには、「誰かのために」と考えると背中を少し押してもらうことができます。
「誰かのために」と思うとやりやすいのは、自分の信条、価値観、決めたやり方を曲げるのではなく、その誰かのために今だけ変えてやってみると思えるからです。
そう思ってやってみると、多分意外にうまくいくので、その後も別に誰かのためにと思わなくても続けていくことができます。
変化すること、新しいやり方を試してみることにどうしても抵抗がある場合に、他人を理由にしてやってしまう、というやり方です。
例えば、すぐかっとなるために仕事もうまくいかず、家庭でもすぐ怒鳴り散らして家族に嫌われている父親が、何とかしたいと思っているときです。
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