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武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』
(2022.07.20号)
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《今週の目次》
■武田邦彦のメルマガ集中講座
『日本に政党はいらないのではないか?』
◆「民主主義が絶対」とも言えない社会制度の実態
◆ヨーロッパの真似が原因?破壊された日本の「三権分立」
■なんでも質問コーナー
■インフォメーション
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https://www.mag2.com/archives/0001571196/
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■武田邦彦のメルマガ集中講座
『日本に政党はいらないのではないか?』
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◆「民主主義が絶対」とも言えない社会制度の実態
「民主主義」といい「選挙」や「政党」というのは近代国家には当然必要で、
それこそが「封建制度」や「絶対王朝」などと違う民主主義の根幹のように思
われている。
でも、本当にそうであろうか?
「議会制度」、「民主主義」というような社会制度はヨーロッパで発生してい
るが、ヨーロッパという社会は人種差別があり、階級制度であり、貧富の差が
激しく、攻撃的で残虐性を持っていた。だから、そのような社会では「悪習(
人種差別、階級意識、貧富の差など)」を緩和する強力な社会システムが必要
なので、その対策として議会制度や民主主義が誕生したとも考えられる。
イギリスでは階級制が厳しく貴族は億万長者であり労働者は貧民、それに王政
によって社会は停滞していたので、それを打破するための議会という感じで民
主主義が台頭した。また、フランスはブルボン家の絶対王政の下にいたので、
暴力的で激しいフランス革命でそれをひっくり返す必要があった。
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