拾われし者|No.132|原田寛|芦原英幸と直弟子たち
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メールマガジン『拾われし者』 No.132
「日本武道 空手」(後編)
芦原会館を退職した20数年前。
少年部の大会は、年に2・3回程でしかなかった。
又、流派間との親密な交流もまだ希薄的だったように思う。
情報も少なく、アナログチックであり、空想の世界が支配していた。
職員を退職する1ヶ月前に、初めて他流派の少年部の大会を視察した。
同じ愛媛県の正道会館四国本部が主催する「第1回愛媛県少年少女空手道選手権大会」を見学に行き、子ども達の躍動する真剣に組手で競い合う姿に純粋に驚いた。
私が指導していた芦原会館少年部の稽古内容とは、あまりにも程遠い。
当時の芦原会館の稽古内容は組手等もってのほか、一本組手の約束組手のみで、小学6年生までに黒帯を取得すれば、中学進学と共に空手自体を卒業してしまう。
そんな流れが一般常識の様になっていた。
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