朝鮮近代史を改竄する
日本を憎む歴史の無知
ハングルは大衆の文字
反日が示す知的無能さ
韓国では、保守系の『朝鮮日報』が最大発行部数を誇っている。この朝鮮日報記者による、韓国歴史学者インタビュー記事が、最近(7月16日付)掲載された。驚いたのは、朝鮮日報記者が、朝鮮の近代史について、驚くほど事実を知らずに低レベルの質問をしたことである。例えば、次のようなものだ。
1)ここ数年、日帝(注:日本帝国主義)植民支配の暴力と抑圧を強調するため「日帝強占期」という用語まで登場した。
2)日帝植民支配は、韓国人に拭い得ない挫折と劣敗感を抱かせた。日帝の侵略がなかったら、韓国人の力で近代国家を建設し、分断も起こらなかっただろうという認識が広く存在している。
3)植民地の経験は、韓国人に依然としてトラウマとして残っている。
4)韓国は、20世紀に入って植民と分断、戦争という類例のない過酷な試練に直面した、という認識が強い。
5)解放直後の左右対立と分断のせいで、大韓民国は出発から間違っていた国だと考え、学校でもそのように教える教師が多い。
前記の5項目は、韓国人が広く共有している「日本観」である。朝鮮日報記者ですら、こういう立場で日本に対する取材執筆をしているのであろう。
これらの中で共通しているのは、朝鮮民族は優れていたが日本の野蛮な侵略によって辱めを受け、自力で近代化できる機会を奪われた。その上、南北分断と戦争という悲劇まで味わされた。すべては、日本によって引き起された民族的な災禍である。ここから引き出される結論は、日本に対して「謝罪と賠償」を求める気持ちであろう。
朝鮮近代史を改竄する
文在寅(ムン・ジェイン)前大統領は、日本に対して次のような非難発言をした。
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