メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

貞子第二メルマガ:市場で蓄積されている「様々なゆがみ」は、やがて修正へ。

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2022/07/22
    • シェアする
6月上旬から中旬にかけて、中国やヨーロッパなどの地域で「景 気後退への懸念」が叫ばれました。 折りしも、アメリカ経済に至っては、「テクニカル・リセッション」 に突入しそうになりました。 その結果、世界同時景気減速への「懸念」だけが一人歩きして、懸 念だけが盛り上がり、銅価格や原油価格を始めとする資源コモデ ィテー価格が20%前後の大幅続落をしました。 ところが、「原油を始めとする資源コモディティー価格の20% 前後の大幅続落」という「マーケットの反応」は、「間違った 過剰反応」だったかもしれません。 中国経済は大幅に景気減速(スローダウン)していますが、景気後 退には入っていません。 夏場のバケーション・シーズンを迎えて、アメリカでも欧州でも、 人々の消費意欲は旺盛過ぎるくらい旺盛です。 「8~9%の高インフレが始まっているのに、多くの人々があま りに苛烈に旺盛過ぎるほど旺盛に消費する」のが、「スタグフレ ーション」なのです。だからこそ、パウエルFRBもラガルドECB も手を焼いているのです。 貯金をたんまりため込んだ人々の消費が旺盛過るので、「スタグフ レーション」が巻き起きているのです。 アメリカ国内でガソリン消費が冷え込んでガソリン価格が頭打ち になれば、即座に人々のガソリン消費量が再び盛り返すのが「ス タグフレーション」なのです。 スタグフレーションの下では、「景気後退への『懸念』だけで、資 源コモディティー価格が大幅下落する」というのは、マーケット のほうが間違っているのです。 今現在の大方のファンドマネージャーたちは、1970年代のス タグフレーション時代をまるっきり知らないから、こういった間 違いを起こしてしまうのです。 重ね重ねお伝えしますが、「スタグフレーション」とは、「高インフ レ」と「高い金利」が共存する時代です。「高インフレ」とそれに 伴う「高い金利」はとてもしぶとく長く続くのです。 内外のマーケットでは、債券市場や金利市場、資源コモディテ ィー市場を中心に「ゆがみ」が蓄積されつつあります。 何かの拍子でこの「ゆがみ」が修正されれば、内外の株式市場には 「激震」が走ることでしょう。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 「マクロ金融・資産形成 de あそぼ♪」の筆者:藤井まり子が、金融資産3,000万円以上の読者に向けて送る「富裕層向けの資産形成のプレミアム・レポート」。 第一メルマガ「~de あそぼ♪~」が、「結論と要約だけ知りたいし、具体的に何をしたらよいの教えてほしい」と熱望しておられる愛読者様に、是非ともお勧めです。 この第二プレミアム・メルマガの購読者の方々は、ゴールド会員として、よりきめ細やかなアドバイスも、常時双方向で無料提供します♪ 年金不安なんか、ぶっ飛ばしましょう♪
  • 27,500円 / 月(税込)
  • 毎月 第1金曜日・第2金曜日・第3金曜日・第4金曜日(祝祭日・年末年始を除く)