ドクター畑地の診察室150.2022.7.24.
現役呼吸器内科、総合内科専門医 畑地治です。
世の中に「○○飲んだらすべての病気が治った」「○○制限食をとったらすべての人が健康になる」等、出鱈目情報が溢れています。現代医療の特徴は精密医療で万人に効くような治療はありません。治療方法は個人によって全く違います!おそらく日本で一番多くの呼吸器疾患患者(肺癌、喘息、COPD、肺炎など)を診療する専門医が、最先端の精密医療を解説&ネットでは出し辛い医療や治療の裏側も配信!
https://zipangu-management.co.jp/culture_000/hataji/
三重県出身 自治医科大学卒業後、僻地診療、三重大学勤務を経て、呼吸器内科医師となる
松阪市民病院院長
診療の傍らFM三重で「肺、おさむに聴け!radioを聴いてらんらんらん(lung lung lung)」という毎週月曜日放送の番組を担当
https://fmmie.jp/program/getsumoku/hiosamu.php
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みえ松阪マラソン応援隊
毎月1回、病院だよりを出しています。病院だよりの名称は“鈴の音だより”と言いますが、毎月どんなネタを記事にしたらいいのか、よく相談を受けます。
簡単そうに見えて定期的に紙面を作っていくことは中々難しく、月1回の病院便りに何を記載するのかいつも悩みます。例えば4月だと、毎年“新しい職員紹介”があるので、簡単に紙面は埋まってしまいます。しかし6月、7月となると大変です。病院で何かイベントを開催したり、新しい医療機械を導入することがあれば紙面は作りやすいのですが、そうでもないとネタがありません。今月もとても悩みました。ということで、知恵を絞った上で考え出したのが“コーナーを作ってしまおう”と思いついたわけです。
多くの病院便りは真面目に記載されていることが多く、字も細かく、正直言って渡されても見る気がしないものが多いのですが(私の感想です)、当院の病院便りの編集方針として、字は大きく、文字数は少なく、ビジュアルで勝負をすることにしていて、異色の病院便りになっています。
そんな中、私と呼吸器外科の樽川医師が、12月に開催される“みえ松阪マラソン”に出場することになりました。2人とも高齢者であり、普段運動を全くしていない人間がどのような内容のトレーニングをしてフルマラソンに挑んだのか、果たしてフルマラソンを完走することができるのかどうなのかを面白おかしく記事にしようと思いました。松阪市民病院の病院便りにみえ松阪マラソンのコーナーを設けることにより、間接的にですがこのマラソンを応援することにもつながると判断しました。
先月の鈴の音だよりから掲載しはじめたのですが、あまりの反響の多さに正直戸惑っています。診察に来る患者さんたちに、かなりの頻度でマラソン出場を話題にされます。先月の記事では、冗談まじりで受けたインタビュー記事として“世界新記録を目指します”と記載されたのですが、誰も本気で思っている人はいないでしょう。
毎月何を載せるかというと、トレーニングの進捗状況です。42.195kmを7時間の制限時間でゴールできたらいいので、別に走らなくても時速7kmで歩ききれば、6時間で完走できることになります。端から走って挑もうとは思っていません。現在、私は4時半に起き、出勤前にアップダウンの激しいコースを時速7kmで毎朝8km歩くトレーニングを行っています。
休日となれば普段の2倍、20km弱を時速7kmで歩くようにしています。スマートウォッチのグラフも載せて、トレーニングの成果を病院便りに載せています。“時速7kmで歩くのなんて簡単”だと思っていましたが実はかなり難しく、1kmを8分35秒で歩くことになるので、かなり疲れます。最近はどうにかコンスタントに1kmを8分30秒で走らずに歩ききれるようになってきました。本番までには42.195kmを1km、8分30秒で歩ききることができるよう持久力をつけていきたいと思います。
何でもそうですが、継続して連載する事は最初のうちはいいものの、だんだんネタが尽きてきます。毎週毎週この記事も書いているのですが、今週は何のネタにしようかと知恵を絞った末、病院便りのお話を記載させていただくことにしました。こちらに病院便りのURLを掲載しておきますので、みなさま是非ご覧ください。
鈴の音だより:
https://www.city.matsusaka.mie.jp/site/hosannai/suzunonedayori.html
追伸:病院便りと同時に、呼吸器新聞と言うものも毎月作成しています。こちらも掲載させていただきます。
Lung Lung Time:
http://mie-matsu-kokyuki.mars.bindcloud.jp/
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ドクター畑地の診察室150.2022.7.24号
毎週日曜日お昼に配信します。
次号は2022.7.31.です。
お問合せ、感想などはコチラまで
zm.magumagu@gmail.com
畑地 治
https://zipangu-management.co.jp/culture_000/hataji/
三重県出身 自治医科大学卒業後、僻地診療、三重大学勤務を経て、呼吸器内科医師となる
松阪市民病院院長
https ://mie-matsu-kokyuki.mars.bindcloud.jp/
https://www.facebook.com/mch.respiratory.center/
診療の傍らFM三重で「肺、おさむに聴け!radioを聴いてらんらんらん(lung lung lung)」という毎週月曜日放送の番組を担当
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★お知らせ★
好評発売中『ドクター畑地の診察室』バックナンバー 1ヶ月分を220円で購入できます。気になった号がある方はぜひチェックしてみてください。
◆2022年06月
https://www.mag2.com/archives/0001688238/2022/06
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