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●安倍元首相を殺したメディア

安恒理の「ここでしか書かない話」~メディアの裏を読む~
●安倍元首相を殺したメディア 以前ほど週刊誌を読む機会がなくなった。バタバタあわただしく過ごしていることに加え、ネットである程度、世の中の動きはうかがえるようになったことも挙げられる。 そのなかにあって「週刊新潮」を手にしたとき、コラム「変見自在」(高山正之 著)の記事は、いの一番に読むようにしている。 そして7月22日号の記事(連載995回)は、朝日新聞と安倍元首相との確執について記され、興味深かった。記事を読む前から、今号の駄文を書こうと思っていただけにタイムリーだった。 まず本題に入る前に、「週刊新潮」の「殺しのお膳立て」と副題がついたコラムの一部を紹介したい。 「常軌を逸した安倍攻撃を三宅久之が主筆の若宮啓文に糺したら『社是だから』(小川榮太郎『約束の日:安倍晋三試論』)と答えた。」(「変見自在」より引用) この若宮啓文なる人物については、ほかにも問題点があるが、ここでは触れない。ただ 同じコラムで高山氏は、若宮氏について「地獄へ落ちた」と評していた。 そして問題なのは、「社是だから安倍元首相を攻撃する」というスタンス。個々の政策や言動に対し、批判するのではなく「はじめに安倍憎し」があり、そこからすべて安倍元総理の一挙手一投足にいたるまで全否定しているのではないか。メディアの姿勢としていかがなものか。

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