2022年 第 29号
【長尾和宏の「痛くない死に方」】
長尾和宏です。悪夢、のような一週間でした。この2年半あまり僕がやってきたこと、発信して
きたことがすべて徒労に終わるのかと、膝から崩れ落ちそうな、第七波の到来……。
「やっぱり4回目、打ったほうがいいですか」
そんな相談ばかりが舞い込む。それ、ワシに相談することか?
「好きにしたらええやん……」
もう、力尽きた。ここまでブログやコロナチャンネルで言い続けて、「長尾先生の言う通りや!」
と言っていた人が、同調圧力に巻き込まれていく。
そこに来て飛び込んできた、こんな報道……。
以下、7月21日の共同通信配信記事:
〇ワクチン5回目、秋にも接種へ オミクロン対応製品、高齢者対象〇
新型コロナウイルスワクチンの5回目の接種を今秋から始める方向で厚生労働省が検討していること
が21日、分かった。今後実用化が見込まれるオミクロン株に対応したワクチンの使用を想定。
主に高齢者や持病のある人といった重症化リスクの高い人を対象とする。秋には4回目の接種が始ま
って5~6カ月が経過し効果が弱まると予想されるためで、接種体制や物資確保の予算獲得に向けて、
政府内で協議を進めている。
米ファイザーやモデルナは、オミクロン株対応のワクチンを開発しており、国内でも秋ごろに実用化
する可能性がある。政府関係者によると、どのワクチンを使うかは専門家の意見を聞いて決める。
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もうどこからツッコんでいいかわからないくらい酷いよね。
疑問1)つまり今、オミクロン対応じゃないのに4回目打て打てとやっているということだよね?
疑問2)そもそも9月になってからオミクロン対応するの? 変異してるでしょう?
疑問3)これだけ予算をつぎ込んでもこんなに拡大広がっているのに、まだワクチン買うつもり?
疑問4)なんでそのほかの治療薬(イベルメクチンも!)に対しては一切口を閉ざすの?
賢いこのメルマガの読者さんは、この女性セブンの記事はすでにチェック済だと思うが‥
今週の「女性セブン」でこんな記事―――。
<衝撃事実! ワクチンを打った人は「コロナ」にも「他の病気」にも罹りやすかった!>
イギリスでは、ほとんどの年代で3回目接種郡が約3倍もコロナに感染!
1種類を繰り返し打つとかえって逆効果! ―――是非買って読んでほしい。頑張れ女性セブン!
疑問5)接種前より接種後のほうが感染拡大しているのなら、それはもうワクチンと呼べないよね?
以下は、東京大学の免疫学講座教授・新田剛先生が紹介していた、
<Janeway's Immunobiology,>という、 免疫生物学の学生向け教科書に載っているコンテンツ。
〇ワクチンの評価基準〇
●安全性 → ワクチンはそれ自身病気や詩を引き起こすものであってはならない。
●防御作用 → ワクチンは病原体による発病を防ぐ必要がある。
●持続的な防御の付与 → 感染からの防御は数年間有効である。
●中和抗体の誘導 → 病原体のあるもの(例えばポリオウイルス)は特異的な細胞(例えば神経)
に感染する中和抗体は、そのような細胞の感染を阻害するのにきわめて重要である。
●実際の問題 → 低価格 生物的安定性 投与の簡便さ 副作用の低減
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