唯我独尊の日銀
先週21日には日銀の決定会合とECBの理事会が行われました。ECBが事前予想の0.25%ではなく、いきなり0.5%の利上げに出て、物価目標の2%達成まで利上げを続ける姿勢を見せたのに対し、日銀は物価見通しを引き上げながらも現状維持を決め、黒田総裁は金利を上げる気持ちは全くないと言い張りました。この会見の間にドル円は約0.3円円安に振れました。
世界の主要中銀の中で、利上げをせずにいまだにマイナス金利を維持しているのは日銀だけとなりました。そして何があっても金利は上げないとする日銀総裁の言葉には、これまでにない「唯我独尊」の感が否めません。しかも、総裁答弁には、かつてのトランプ前大統領並みの「フェイク・アンサー」も見られました。日銀の姿勢には政財界からも批判の声が上がっています。
「ドル独歩高で円安ではない?」
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)