メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

[高野孟のTHE JOURNAL:Vol.559]藪蛇となった岸田首相主導の「国葬」決定

高野孟のTHE JOURNAL
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 高野孟のTHE JOURNAL Vol.559 2022.7.25                  ※毎週月曜日発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 《目次》 【1】《FROM THE EDITOR》 『ゴールデンカムイ』完結! 【2】《INSIDER No.1165》 藪蛇となった岸田首相主導の「国葬」決定/岸・安倍一 家3代の統一教会との癒着に向けられる世間の冷ややか な目 【3】《FLASH No.461》 安倍元首相を国葬で送るべきか 統一教会と“親密な関 係”は周知の事実/日刊ゲンダイ7月21日付「永田町の 裏を読む」から転載 【4】《FLASH No.462》 退院その後(7)ーー高血圧のウソ ■■INSIDER No.1164 22/07/25 ■■■■■■■■■ 藪蛇となった岸田首相主導の「国葬」決定/岸・安倍一 家3代の統一教会との癒着に向けられる世間の冷ややか な目 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  安倍晋三元首相を「国葬」に付そうという岸田文雄首 相の珍しく独断専行・即断即決的な決定は、どうも拙速 だったようで、週刊誌だけでなく一般紙も含めメディア は一斉に、岸信介元首相以来3代に及ぶ統一教会=国際 勝共連合との深い癒着関係の探究に焦点を合わせてい る。それを見て、最初は遠慮がちに様子見していた言論 人たちも次第にはっきりと疑念を表明するようになり、 野党も立憲民主まで含めて「反対」姿勢に傾いている。 国会前では市民の反対デモも起きていて、まさに藪を突 いて蛇を出すの有様となった。 ●放っておけばよかったのに  推測するに岸田は、参院選で大勝を得た高揚感の中 で、事件現場に設けられた献花台に長蛇の列が出来た り、ブリンケン米国務長官が早速飛んで来たのをはじめ 各国首脳から弔意が寄せられたりした様子を見て、「こ れは行ける!」と判断したのだろう。官邸を通じて内閣 法制局に「国葬」を打てるだけの何らかの法的根拠を見 出すよう指示した。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 高野孟のTHE JOURNAL
  • 政治経済から21世紀型ライフスタイルまで、タブーなきメディア《THE JOURNAL》が、“あなたの知らないニュース”をお届けします!
  • 880円 / 月(税込)
  • 毎週 月曜日