以前声優の中村繪里子さんと対談させていただいたのですが、いつも「つながる時代の天才」を解説している尾原としては、かなり異例の対談だったんですね。
今日は「つながる時代の天才」と中村繪里子さんのアプローチは真逆で、「真逆だからこそ、僕たちの選択肢を豊かにする」という話をしていきたいと思います。
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「必要とされることと、自由でいること」のバランスを考える
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まずは「必要とされることと自由でいること」のバランスの話ですが、今まで解説してきた「つながる時代の天才」の方々は、自由でいることがものすごく大事です。
これを僕は本の中で「自らを由縁(ゆえん)とする」と言っています。つまり、自分から湧き上がる夢ですよね。
「夢に向かって今の自分が進んでいくぞ!」という天才たちがいて、「夢に向かって一緒に作っていこうよ」と、未来の自分に向かってファンが一緒に冒険をしてくれる。これが、オンラインの時代なのだと言ってきました。
こういったことを「BBQ型」と呼んで解説してきたし、「つながる時代の天才たち」の夢に入っていくことで、他の人の夢に自分も入るから夢中になるアプローチを解説してきました。
でも、中村繪里子さんは真逆です。
何が真逆かと言うと、
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中村繪里子さんはキャリアのスタートを声優として切りました。
彼女の場合はものすごくラッキーなことに、最初にめぐり逢った仕事が「アイドルマスター(THE IDOLM@STER) 」の天海春香役でした。天海春香という周りが見た役割に必要とされることが、彼女のキャリアのスタートだったんです。
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