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統一教会と自民の癒着に公明党がノーコメントの深いワケ

国家権力&メディア一刀両断
永田町異聞メルマガ版      「国家権力&メディア一刀両断」 2022.07.28                   新 恭(あらた きょう) ----------------------------------------------------------------------   統一教会と自民の癒着に公明党がノーコメントの深いワケ         ---------------------------------------------------------------------- 公明党の山口那津男代表は7月19日、政治と宗教の適切な関係性を記者に問 われ、「コメントは控えたい」と語った。 その理由は「捜査が進展中なので状況をしっかり見極めたい」ということだっ た。つまり、答えたくないのである。 質問の趣旨は、公明党の母体である創価学会の票を自民党があてにし、自公が 政権を握っている日本の政治について、コメントしてほしいということだろう。 統一教会の問題を背景にした質問なのは言うまでもない。 山口代表にとって、この時期、いちばん嫌なテーマだろう。JBpressの「舛添 直言」で、国際政治学者、舛添要一氏は自民党の政治家だった経験をもとに、 こう書いている。 ◇1999年10月から2009年9月まで、2012年12月から今日まで、20年間にわたっ て自公政権が継続しているのである。その間、自民党は足腰が弱くなり、公明 党の支援なしには勝てなくなってしまった。禁断の実を食べてしまったようで ある。公明党は、宗教団体である創価学会を母体とする政治団体である。した がって、「政治と宗教」というテーマは、ある意味でタブーになっている。こ のテーマについては、自公連立政権下では沈黙を余儀なくされるようになっ

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