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日刊 大石英司の代替空港

日刊 大石英司の代替空港
日刊 大石英司の代替空港 ▲▽彼は義士なのか▽▲  相変わらずの状況で、毎日2、3時間寝ては2、3時間起きるの繰り返しです。 3時間以上連続して寝られないorz。 ※ 【安倍元首相銃撃事件】山上徹也容疑者に寄せられた「賛同の声」と「模倣 犯」の危険性 https://news.yahoo.co.jp/articles/ce806286f426c3938d49408eaf545ef61d0bf01d  日本は民主主義国家であるから、テロで政治が変わるようなことがあってはな らない。それはケネディ暗殺の歴史を持つアメリカに関しても言えることです。  では過去に、テロで歴史が変わったことが日本であったのか? 本能寺の変は、 群雄割拠の時代の終幕で起こったことを考えると、信長が死ぬ可能性は常にあった。  桜田門外の変なくば、明治維新はどれぼどの影響力を受けたのか? 大久保が その後生き延びれば、明治の政治は変わっていたのか? あるいは、永田鉄山が 生きていれば、本当に太平洋戦争は回避されたのか?  片山先生@慶應が、今週発売号の週刊エコノミストの巻頭コラムで面白いこと を書いています。岸信介の後を継いだ池田勇人は、岸のエピゴーネン、ただの操 り人形ではないか? と国民から見られていた。  所が選挙中、まさに彼の眼の前で浅沼稲次郎が刺殺される。60年安保直後の国 民世論をさらに分断しかねない大事件だった。しかし池田は、ここで立派な態度 を取り、政敵浅沼の死を悼み、弔意を表した。この彼の態度が、国民の中にあっ た池田への疑いを払拭し、結果として自民党を大勝させ、池田は政権運営へのフ リーハンドを得て戦後政治に名を残した。  他の民間人を誰一人巻き込むなく、犯行後逃げも隠れもせずに捕縛された今回 の犯人は、義士や烈士、あめいは壮士と呼ばれる日が来るのだろうか? この事 件を契機に、自民党から原理の影を払拭できるなら、奴らの日本での布教活動を 禁止できるなら、その可能性もゼロではない。  だが、いうまでもなく原理はしぶとく生き残るだろう。自民党と原理の関係も、 これまで同様、何ら変化することはないだろう。両者は、これからも持ちつ持た れつの互恵関係を続けるだろう。  われわれは、浅沼稲次郎の名を記憶しているが、その犯人の名前は知らない。 われわれが微かに記憶に留めるのは、犯人が自衛隊高級幹部の息子だったという 程度にすぎない。  今現在、彼の犯行を英雄視する人々がいたとしても、それが多数派になること はない。幸いにも、日本は、テロリズムには不寛容な社会だと言える。 *安倍氏銃撃で「現代日本にも義士」 人気ゲーム会社社員、不適切投稿で「合 意退職」へ https://www.j-cast.com/2022/07/27442641.html  とはいえ、これはちと怪しいよね。本人が合意したから円満退社という形を取 れるけれど、本人が拒絶して解雇とかになって裁判になったら、結果はどうなのだろう。 ※ 自民党と旧統一教会”ズブズブ関係”報道激化が「参院選後」の謎 https://friday.kodansha.co.jp/article/255980 *旧統一教会とズブズブ…かつて安倍政権が「反社会的勢力」の定義を“撤回”

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  • 作家・大石英司が日々の出来事に関して alternative な視点を提供するマガジンです。政治経済軍事からヲタ他の柔らかい話題まで扱っています。 原則として、毎日発行です(今は月2回、日曜のお休みを貰っています)。契約上は、土日祝日及び、日本の労働習慣に照らして妥当と思われる日数の定休日を頂戴することを明言しております。 システム上、「不定期発行」となっていますが、設定を「不定期発行」にしないと、土日のお休みや、発行者の病気等によって、突然休んだ場合に、システムが事故発生中と判断して、最悪の場合、発行できなくなる恐れがあるからです。
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