【目 次】
1) 農薬に関する風評被害
2) 悪意をもった印象操作
1) 農薬に関する風評被害
これまで何度が食品添加物などの化学物質、農薬などに関する誤った情報(少なくともワタシはそう思っている)についてメスを入れてきた。
これに対し、知人からいくつかの反論なり疑問なりが届けられたので、今一度、整理したうえでここに記す。
たとえば除草剤「ラウンドアップ」の主成分・グリホサートについて、「発がん性」があるとした研究データについては疑わしいと記した。
グリホサートに関しては、「発がん性」が疑われることに至った発端は、フランスのセラリーニという科学者の論文が発端となっている。
しかし、この論文に科学的根拠がなく、いまや世界中の研究機関で否定されているという状況だ。セラリーニ論文はかなり杜撰な研究をもとに作成され、論文を最初に掲載した学術誌からは取り下げられ、さらに欧州の食品安全機関(EFSA)などもグリホサートに「発がん性はない」(安全基準以下であれば、の話)ところが未だに「グリホサートには発がん性がある」と固く信じている方は、ラウンドアップがホームセンターなどで販売されていることに対し、眉をひそめている。
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