第565号
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岩上安身のIWJ特報!
ロシア軍侵攻で世界に衝撃!
東の『台湾有事』危機と西の『ウクライナ有事』危機が同時に迫る!(第4回)
岩上安身による元外務省国際情報局長 孫崎享氏インタビュー
(その8)
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(その7)の続き
ロシアがウクライナ侵攻の口実とした、東部ドンバス地域の自決権について、
孫崎享氏は中国における台湾問題と「根本的に180度違う」と指摘する。
それでも北京オリンピックで訪中したプーチン大統領と習近平国家主席が、共
同声明を発表したことについて、孫崎氏は「アメリカというものに対決するとい
うことで、一応手を結んだ」と語った。
※中露首脳会談声明全文をIWJが仮訳! 米国中心の民主主義の乱用による内政干
渉とイデオロギーによる分断を中露は徹底批判! 国連中心の公平な多国間主義
による安全保障と貿易での協力を表明!! 2022.2.8
https://bit.ly/3z50ITf
・元外務省国際情報局長・孫崎享氏(IWJ撮影、2022年3月3日)
https://bit.ly/3Gn7Xt0
しかしロシアは、ドンバスだけでなく、ウクライナ全土に侵攻した。
「アメリカの武器提供を受け、西側全体対ロシアという構図になるということ
までは、中国も予想しなかった」と述べた孫崎氏は、米国が「全世界のメディア
をコントロールして」、「『悪い奴はロシア』というのが世界の世論になってし
まった」と指摘した。
これを見た中国は、ロシアとの距離を置く方向に変わったと、孫崎氏は分析す
る。
一方、米国では3月1日にバイデン大統領が一般教書演説で、ウクライナ紛争を
「民主主義国家と、独裁主義国家との間の戦い」だと訴えた。
孫崎氏は「今、アメリカは共和党と民主党が完全に対立している」と述べ、ウ
クライナ問題によってバイデン大統領の支持率が下がれば、「ロシアに対する厳
しい政策は続けられない」との考えを示した。
(記事目次)
◆「悪者はロシア」の構図で全世界のメディアをコントロールする米国!「それ
を見て中国は方針転換、ロシアと距離おいた」
◆外交問題評議会会長が「核使用も排除されず」とツイート! ウクライナに核
を持たせて使用させる思惑か!?
◆一般教書演説でウクライナの現状に触れ、「長い時間をかけて準備した」工作
の結果だと勝ち誇るバイデン大統領!
◆これまでのドンバスの問題を踏まえれば、プーチンは決して「自分が間違って
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