【渡辺勝幸4336号】吉田松陰が伝えた「知行合一」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン 　　第4336号　令和4年7月29日（金）発行 　　発行部数　11,536 部 【吉田松陰が伝えた「知行合一」】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【吉田松陰が伝えた「知行合一」】 明治時代をつくった維新の英雄たちは、 若き頃、吉田松陰に学んでいました。 吉田松陰の『講孟箚記』を詳細に読んでいくと、 ことばの使い方などから、 明治時代をつくった人たちが 吉田松陰に大きな影響を受けていることがよくわかります。 この本には「強兵富国」という言葉が出てきます。 この時代に「富国強兵」という言葉があり、 明治の国是としたのでしょう。 吉田松陰が松下村塾の塾生たちに教えた「知行合一」は有名です。 時代をさかのぼれば、多くの学者が「知行合一」を教え、研究し続けています。 「知行合一」とは、 知ること＝知識と、行うこと＝行動は、 ひとつになって、はじめて完成する。 「知は行の始なり、行は知の成るなり」 知ることは行為の始めであり、 行為は知ることの完成である。 知識を知識で終わらせることなく、 実践をしていく。 このことが重要なことであり、 明治維新はまさにそのような思想が根底にあったといえるでしょう。