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7月31日号
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岸・安倍家にとっては旧統一教会は三代続くファミリービジネスが判明
~安倍氏は戦後の歴史でも他に類をみないインタンジブル独裁者の様相に
連日、旧統一教会ネタをお送りして恐縮ですが、状況が
どんどん進展するため語らずにはいられないのが実情で
本日は、岸・安倍家と統一教会の関係が詳らかになって
きていることについて取りまとめておきたいと思います。
■結局岸・安倍家にとって統一教会は三代続くファミリービジネス
安倍元首相は統一教会関連の問題は半ば公然の秘密と
しながら墓場まで持っていくつもりだったのでしょうが
自身の襲撃・殺害を通じてどんどん関連情報が吹き出し
始め、大親分がいきなり姿を消したことで意外にも早い
スピードで醜聞が沸きあがりはじめています。
統一教会の存在がメディアで報道されはじめたときから
戦後A級戦犯から辛くも米国に命を救われた岸信介が
国内において統一教会の設立とその後分派組織である
国際商況連合の国内設立に全面協力をしたことは多く
報じられたものですが、この教団との親密な関係は
三代を経た安倍晋三元首相にもしっかりと受け継がれ、
集票と資金提供という両面で大きく貢献する岸・安倍
両家のファミリービジネスとして直近まで寄与する
装置となっていたことが全面露見しはじめています。
統一教会の問題が顕在化したあと会見に応じた安倍氏
の実弟である教団に所属する人物から過去の選挙で
支援を受けたと明かし、しかもその団体が社会的に
問題のあるものであるものであることは認識していた
と悪びれることもなく語っていましたが、まあ当たり前
の話で、祖父の代から続くファミリービジネスのルート
を利用しただけに過ぎず何が悪いと憮然とするのも
よくわかるものがあります。それぐらい浸透したビジネス
なのでしょう。
■安倍元首相は直近までこの集票ルートを最大活用
政治家が自らの政治の損得勘定から不思議な新興宗教
と関わりを持つというのは常に選挙での集票で落選を
回避するという意味で必死になるのも理解できるもの
ですが、集票できれば相手はカルトでも強引な資金
集めをする教団でも構わないとするのは既にこの時点
で民主主義の選挙制度を壊滅的に破壊する行為である
ことは議員も有権者も正確に認識する必要があり、
一切許されるものではありません。
統一教会側が発表している数字では信者数は56万人
規模とされていますが、実際アクティブな信者はせいぜい
8万から多くて10万人程度ということで、国政選挙
の規模から言えばそれほど大きな影響を及ぼすものには
見えません。しかし戦略的に特定候補だけに集中的な
集票を行えば10万票~16満票といえどもかなり効果的
な結果を及ぼすことは間違いなく、どうやら安倍元首相
は自らこうした采配を行っていたことがすでに週刊誌
のすっぱ抜き報道でも表にではじめています。
ご本人は堅く否定していますが、元産経新聞記者で、
2013年の参院選全国比例で初当選した北村経夫氏は
完全にその1人のようで初当選時、当時首相だった
安倍氏が北村氏の選挙応援を教団に直々に依頼した
ことが教団の内部文書から既に明るみに出ています。
どうやら当選ぎりぎりだったこの人物を教会に支援
させて10万票程度上乗せさせたのは間違いなさそうで
ああ、こうやって統一教会の集票を有効利用するのだ
ということが改めて理解できるものとなりました。
直近では安倍元首相の秘書官・井上義行議員も教会
系集票候補のひとりであったようで、本人は賛同
会員であるとしていますが教会ではすでに信徒になった
と信者には紹介される始末で、案の定この人物も比例
代表という教会票を集中投下しやすい選挙区で立候補
当選を果たしています。
一般的な素人考えでは公明党と言う大きな宗教教団を
バックにした政党との選挙協力がありながらどうして
こんな泡沫カルト宗教と密接な関係を維持するのかと
疑問に思うわけですが、首相自ら当選させたい個人を
応援するには統一教会のような機動力の発揮のほうが
利用価値が高かったのではないかとさえ思えてくる
状況です。
■安倍氏は戦後の歴史で他に類をみないインタンジブル独裁者
安倍氏は今年6月に開催された自民党所属議員の会合
で一か月後には襲撃を受けて頓死するとも知らずに
首相として必要な素養を聞かれ運と多少の人柄と答えて
います。また昨年末の茂木派のパーティにおいても
同期一番の男前は岸田文雄、一番頭が良いのは茂木敏充
そして一番性格が良いのは安倍晋三と言われていたなど
と能天気な発言をしていますが、実際今回のカルト教団
との密接な繋がりによる資金供給と集票活動の徹底利用
を考えますと、もはやまともな民主主義のプロセスを
ぶっ飛ばす、戦後の歴史で他に類をみないインタンジブル
な独裁者であったことが完全に露見しはじめています。
かつてのフィリピンのマルコスの場合は完全に権力を掌握
して私腹を肥やすといったかなり判りやすい動きでしたが
この人物の場合、表面上は善人を装いながらお友達資本主義
を全面に押し出し、モリカケサクラでは一切の法律を無視
し、役人は人事権を完全掌握させひれ伏さることを完全に
実現した、ある意味でかなり新しいタイプの独裁者で
あったことが見えてきます。しかもそれが死後1か月も
しないうちに毒ガスのように噴出してくるのですから、
その影響力がいかにバイアスのかかったものであったかも
露見し始めています。まあ一言で言えば、この御仁を
国葬で送るなどもってのほかの状況です。
■すでに自民党中枢部と有権者との壮絶な戦争ラウンドへと進展か
自民党の総理がこの調子で教会と接し有効活用している
のが公然の秘密となってきたわけですから、党の所属
議員が、みんなで渡れば怖くないとばかり統一教会との
関係をもって選挙でも当選確率を高め資金援助を受ける
ことに全く躊躇しなくなり、挙句の果てに指摘を受ければ
逆切れまでして見せるという一連の行為が随所で発覚
するのはさもありなんといった状況ですが、さすがに
この状況を国内の有権者は黙認できないレベルにまで
陥っており、このまま時間が経てば元に戻るなどとは
まったく思えないステージに突入しています。
岸田首相はこの状況をしっかり理解できているのでしょうか。
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