経済の千里眼　菅下清廣の“波動から見る未来予測” Vol.243～不穏(ふおん)な時代をどう生きる！？～

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 〈経済の千里眼〉 　　　　　菅下清廣の“波動から見る未来予測” 　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　 　　第243回 　　　　～不穏(ふおん)な時代をどう生きる！？～ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ （文中敬称略） 週刊朝日の最新号(8.5増大号)の表紙に「円安＆インフレから資産を守る 外貨・外国株は“早い者勝ち”」 と出ていたので、その内容を見てみた。 18ページには大きな見出しで「インフレ、円安で目減りのリスク 外貨・株式への分散投資」とあり、 さらに大きな活字体で「円預金」だけで大丈夫か？家計の「キャピタル・フライト」が起きる！！ とかなりセンセーショナルなキャッチフレーズになっている。 その中身は、これからインフレの時代がやってくると円預金も年金も目減りして資産防衛できなくなりつつある。 その対策としては、ドル預金、ドル建てのインデックス型の積み立て投資信託、 外貨預金では為替差益はせいぜい3～4割程度にしかならないので、成長性の高い米国株、 例えば、この10年のアメリカのマーケットを見てもアマゾンは株価が19倍、