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Q. 主要ソーシャルメディアが進出している新たなマネタイズ領域とは?

決算が読めるようになるノート
この記事はhikoさんとの共同制作です。 皆さんは、ソーシャルメディアを見るのに1日どのくらい費やしていますでしょうか。また、ソーシャルメディアとの付き合い方は近年どのように変わっているでしょうか。 グローバルな大きな流れとしては、ソーシャルメディアとの付き合い方に大きな変化が出てきています。それに対して、各ソーシャルメディアは新たなビジネスモデルの立ち上げをしようとしています。 まずは大きな流れについて確認しましょう。 この記事では、1ドル=100円($1 = 100円)として、日本円も併せて記載しています。 ソーシャルメディアの大きな流れ まずは、ソーシャルメディアのユーザー数の推移を見ていきましょう。 Digital 2022 Global Overview Report DATAREPORTALの「Digital 2022 Global Overview Report」によると、主要ソーシャルメディアの全世界におけるアクティブなユーザーアカウント数は2022年1月で46.2億人に達し、世界の総人口の58.4%に相当します。(人と紐づかないアカウントもあり、ユーザー数が必ずしも利用人数ではありません。また、サービス間でユーザーの重複はあるためユニークユーザー数ではありません) 過去12ヶ月で10.1%増加し、4億2,400万人の新しいユーザー(アカウント)がソーシャルメディアの世界に入っています。 一方で、インターネット利用時間に占めるソーシャルメディアの割合は、COVID-19の流行開始以来、減少に転じています。これはNetflixを初めとした、動画配信サービスの普及が要因として考えられます。 インターネットへの接続人口は伸び続けますが、ソーシャルメディアのユーザー数は今までのような2桁成長から鈍化することが予測されています。 次は、各ソーシャルメディアの動きを複数の切り口で見ていきたいと思います。 主要ソーシャルメディア間の比較 各ソーシャルメディアを1日あたりの利用時間という切り口で見ていきたいと思います。 上のグラフは、グローバルでの1日あたりの平均利用時間です。Facebook(2004年スタート)に僅差でTikTok(2017年スタート)が迫っているのが分かります。 TikTokは、映像メディアの王者であったYouTubeを既に凌駕しており、ショート動画のUX/UIの中毒性の高さが数字からも良く分かります。

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  • アメリカ・日本のネット企業(上場企業)を中心に、決算情報から読みとれることを書きます。経営者の方はもちろん、出世したいサラリーマンの方、就職活動・転職活動中の方になるべく分かりやすく書きます。
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