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マーケットは中国に注目をしています

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2022/08/02
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マーケットは中国に注目をしています おはようございます。 毎日5キロを走ることを日課にしている私、角野。このクソあちぃーのによくやるよ、というのが周囲の評価になります。近しい人から、どんどん体のサイズが小さくなっている、と言われていますが、自身にその自覚なし(笑)。おそらく肩幅が異常に広がっているので小さくなっているだけの話だと思うのですが、体の変化は感じます。ともかく体や脳というのは年齢に関係なく鍛えれば鍛えるほど発達するものだな、と感じます。20歳や30歳で進化のピークということには、そんなことはないでしょう、個人的には思います。ついでに仕事の進捗も早く発達させろよ、という心ない周囲の評価、読者のみなさまに置かれましては、はやくマーケットの精度をあげろ、というのがお声であると思います。申し訳ありません。 ■中国外交 中国というのは、いくら習近平が強大な権威をもっているとはいえ、基本的には鄧小平の思想で動いているは確実のように思います。 米国のペロシ下院議長が訪台で中国と物議を醸しましたが、おそらくペロシ引退に向けての実績作りということが言われています。結局、訪問予定に台湾は上げられず、各国の歴訪に7/31に米国を旅立ちました。 安倍さんも7月に台湾を訪問する予定だったのですが、こちらも中国側が大きな懸念を表明していました。 中国にとって台湾は中国の一部であり、台湾に主権はない、というのが基本的なスタンスで、これは鄧小平の時代から続いています。 鄧小平は外交方針を、よく観察して、チャンスをうかがえ、というのが基本方針であり、現在の中国の外交方針はそれを引き継いでいるとみるのが妥当です。たとえば台湾への武器供与は米中の国交回復の際にだまし討ちのように鄧小平を米国が出し抜いた経緯もあります。以降、フランスの武器供与、イギリスの香港返還に関しての台湾への武器供与問題など、台湾問題は数々の問題が過去に浮上をしています。 こういった歴史的経緯を経て、台湾への現役の閣僚、重要人物などの訪問は中国はそれを許さないという態度を示しています。たとえば日本の閣僚が台湾を訪問することは大幅な中国の反発を招きます。今回のペロシ訪台に関しては重大な外交問題であり、ペロシの危機感の少なさにはあきれるところがあります。そこで米国の一部の人間が再び台湾海峡危機をあおるのもいつものことです。 根本的に中国のスタンスというのは、経済が弱っている現在、外交は様子見、チャンスを狙うというスタンスになります。つまり口では厳しいことを言いながら、実際は何も起こす気がない、今はその時期ではない、というのが基本的なスタンスになります。つまり、何も起こらない、というのが根本的なスタンスになります。ただし、ペロシが訪台をしてしまったら、その限りではない、ということです。つまりペロシの身勝手な行動は国際情勢からみると、許容できない、ということになります。 ■中国の経済情勢とマーケット きのうもご紹介しました、中国のPMIは以下の通りになります。

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