メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

☆セクシー心理学GOLD 第701曲~感謝は脳を強くする!☆

★セクシー心理学GOLD ~最先端の心理学技術★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  セクシー心理学GOLD   2022-08-03  第701曲                      感謝は脳を強くする! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。ゆうきゆうです! みなさま元気でお過ごしでしょうか? 今夜はこんな話をお届けします。 ◆ 脳のパズルは効果ある? IQクイズやパズル、謎解き…。 世の中には「脳を鍛える」というテストや問題がたくさんあります。 特に以前、ニンテンドーDSというゲーム機で、「脳を鍛えるゲーム」が流行し ていた際は、街中あらゆる人が夢中になってやっていました。 でも、果たしてこれらのパズルやゲームは、脳にいいのでしょうか。 精神科医として言わせてもらうと、その効果はそこまでではない、と思えます。 実際、あるタイプのバズルに習熟したとしても、鍛えられるのはそのパズルを 解く能力のみで、それ以外の能力や知性には、ほとんど影響しません。 そのパズルを解き続けて老人になった場合、ただ 「そのパズルを解く速度だけが早い、認知症の方」 ができあがる可能性が大です。 もちろん完全にムダと言い切るわけではありません。 新しいことに色々とチャレンジしたり、面白そうなものにすぐに手をだす、と いう積極性は、脳を健康に保つ可能性もありえます。 ですので、そのパズルやゲームをプレイする姿勢には、意味があるはずです。 ただ、純粋にそのパズルやゲーム本体に、脳全体を鍛える効果は、そこまでで はない、と理解して頂ければ幸いです。 それでは、果たして医学的に、もっとも「脳にいい」習慣とは、いったい何な のでしょうか。 今回はそんな話です。 ◆ 感謝が思考を変えていく? 実はアメリカのリフォルニア大学バークレー校のブレインズ博士は、こんな実 験を行いました。 まず彼は被験者103人を3グループに分けて、 A「自分への自信を高める訓練」 B「感謝の気持ちを持つ訓練」 C「何もしない」 としました。 そしてその後、全員に難しい単語テストを行いました。 かなり思考力を使う大変なテストです。 すると A「自分への自信を高める訓練」 は、 C「何もしない」 の1.1倍、成績が良くなりました。 しかし、さらに続きがあります。 B「感謝の気持ちを持つ訓練」 をしたグループは、Cの1.5倍成績が良くなったのです。 さらにこんな実験もあります。 カリフォルニア大学デイヴィス校のエモンズ博士らは、192人の学生に日記を 書かせました。 その際も3グループに分けて A「毎日、何でもいいので感謝できることを見つけて書け」 B「毎日、イヤだったことを書け」 C「毎日、ただ起きたことを書け」 と指示したのです。 すると10週間後、 A「毎日、何でもいいので感謝できることを見つけて書け」 のグループは、他のグループに比べて明らかに運動時間が増えました。 そして体調が良いと感じることも増え、また人間関係もどんどん良好になって いったのです。 そう。 結論を言いましょう。 「毎日、感謝の気持ちを持つ」。 これこそがその人をもっとも活力的にし、エネルギーを湧かせて、脳も若いま まに保つ、決定的な習慣なのです。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • ★セクシー心理学GOLD ~最先端の心理学技術★
  • 読むのはたった1号で構いません。 人間心理を裸にして、あやつる技術を、精神科医がお教えします。「伝説の美女・小野小町の使っていた心理技術」「人間を声だけで見抜く方法」「バレないウソをつく方法」などなど、読んでいるだけで楽しめるトピックが満載。一度でいいので、のぞいてみてくださいね。
  • 550円 / 月(税込)
  • 毎月 第1水曜日・第3水曜日(年末年始を除く)