ヒント:売上(収益)貢献の可能性があるのは、広告増加と有料会員の増加。
「ABEMA」は、インターネット上のテレビ局として2016年4月に開局され、開局6年3か月で8,100万ダウンロード、25チャンネルを展開しています。
若者を中心にテレビ離れが進む中で、ABEMAはスマホで見れるテレビとして支持されており、利用者の約半数が35歳以下となっています。。
人気アニメ・恋愛番組・スポーツ関連番組が好調ななか、2022年7月22日に世界最高峰のサッカーリーグであるプレミアリーグの2022-2023シーズンの放映権を取得したことを発表しました。
今日はこの放映権取得がペイするのか、詳しく分析します。
ABEMAがサッカープレミアリーグの放映権を取得
サッカーファンの方にとっては説明不要だと思いますが、プレミアリーグは1992年に開設されたイングランドのプロサッカー1部リーグで、20チームによって争われます。
全世界で最も人気のリーグと言われており、ABEMAは今回の放映権取得によって、世界屈指のビックマッチや日本代表候補の注目試合を放送できることになります。
なおプレミアリーグの2022-2023シーズンは、2022年8月6日からです。
放映権取得のスキーム
今回ABEMAはリーグ戦全試合の約3分の1に当たる114試合の放映権を獲得しました。冨安健洋選手(アーセナル)や三笘薫選手(ブライトン)など日本人選手が所属するクラブの試合や、強豪クラブの試合を中心に配信すると言われています。
そのうち、無料生中継するのは、リーグ開幕戦となる8月6日(土)にクリスタルパレスと対戦するアーセナルをはじめ、マンチェスター・シティ、リヴァプール、チェルシー、トッテナム、マンチェスター・ユナイテッドといった世界屈指の強豪クラブ6チーム同士のビッグマッチや、三笘薫選手のプレミアリーグ初出場など粒選りの試合。加えて、来季から中心人物の1人としてさらなる活躍が期待される冨安健洋選手が所属するアーセナルは全試合無料で生中継予定です。
CyberAgent プレスリリース
プレミアリーグの日本でのテレビ放映権は、2021-2022シーズンまでの3シーズンにわたって、イギリスを本拠地としているDAZNグループが運営するDAZN Japanが取得しており、2022-2023シーズンも取得の意向を示していました。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)