2022.08.05更新分
■ あらためて評価したい!ニッチトップ企業
世界景気の先行き不透明感が強まるなか、株式市場では特定の分野で技術力と高いシェアを持つ中小型のニッチトップ企業に投資マネーが流入しており、高値を付ける銘柄が目立っている。世界景気の悪化懸念が広がるなか、食品や医薬品といったディフェンシブ銘柄には資金が逃避しており、業種別の予想PER株価収益率が20倍を超え「うまみはだいぶ薄れてきた」との感もある。
そこで選ばれているのがニッチトップ企業。米ファクトセットが特定産業で高い世界シェアを誇る日本の100社の中小型株から算出する「ニッチトップ指数」は3月末から4%上昇し年初来高値圏にある。ほぼ横ばいの日経平均とは5月以降に差が開いた。
2020年6月、経済産業省は、世界市場のニッチ分野で勝ち抜いている企業や、国際情勢の変化の中でサプライチェーン上の重要性を増している部素材等の事業を有する優良な企業など113社を、2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」として選定。これらの企業が前出のニッチトップ指数を構成していると考えられ、なかでもより注目度が高いと思われる企業を以下にピックアップしてみた。
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