まーしーによる米国株投資で億のほそ道
Vol.11(2022年8月5日発行)
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こんにちは!
米国株投資家・まーしーです。
著書に米国株投資で爆速1億円(
http://www.amazon.co.jp/dp/4591172007 )があります。
経済の行方に暗雲が立ち込めるなか、市場は利下げを織り込みはじめました。
結果として、株価はいくらか値を戻し、円安も幾分解消されました。
つまり金融資産額には大きな変動がない微妙な気分が続いています。笑
とはいえ、順次決算を消化しているなかで見えてきたことは、想定以上に企業は奮闘しているということです。
もちろん業界によって差はあるものの、予想を上回る決算発表の割合としては十分な結果だと個人的には安堵しています。どちらかといえば、ウォール街では増益予想の割合が多く、景気後退の見積が甘いのではないかとの声が大きかったからです。
前号以降は重要な経済指標が多く発表され、今号はボリューミーな内容となっております。
可能な限り簡潔にまとめるよう意識はしているつもりですが、文字数が多くなっちゃいました…。
さて、「かつて愛した銘柄…」は成長株投資家で知らない人はいないと個人的に思っている「ザ・クラウド」銘柄です。私が知っている限り「継続平均成長率」はトップクラスではないかと思うくらい、決算に死角がない…というか記事執筆時点で決算ミスが一度もないお化け銘柄です。
「注目銘柄」は保有株のうち、決算が終了したものの中から成長が加速したESGテーマ株を紹介します。EV関連株のうち、小型で爆益狙いの人にはおすすめしたい保有株です。
それでは今週もよろしくお願いいたします!
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目次
【1】注目すべき経済動向
【2】かつて愛した銘柄の売却理由と現在も愛している理由―その6―
【3】主だったトレード
【4】注目銘柄
【5】景気後退の可能性とは
【6】次号発信予定
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【1】注目すべき経済動向
〇利下げは想定よりも前倒しか
WSJによると、ウォール街では2022年を通して米連邦準備制度理事会(FRB)が積極的な利上げを継続するものの、2023年央には利下げへと転じるのではないかという意見が散見されているようです。
直近の金融政策により、景気後退は避けられないとの見方が理由です。
翌日物金利スワップなど金利デリバティブでは、年末時点では約3.3%に到達することを示唆していますが、その数値を上限と見込んでおり、翌年6月までには利下げに転じ、さらに2024年半ばには約2.5%まで低下することが予想されています。
直近のFRB当局者による金利見通しでも、FF金利が来年に約3.8%まで引き上げられるものの、いずれ2.5%程度へ低下するとの予想が示されています。
実際に金利上昇によって、住宅需要の急激な落ち込みや個人消費の落ち込みなど、景気減速の兆しも既に見られていることから、FRBの利下げは前倒しになるとの確信が強まっているようです。
これは投資家にとって希望的な一面となります。
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