\\\ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ///
辺 真一メールマガジン
マ┃ ル┃ 秘┃ レ┃ ポ┃ ―┃ ト┃
━┛ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛ ━┛
2022.08.16 Vol.306
[毎月5,15,25日発行+号外あり]
/// ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ \\\
米中対立の狭間にある韓国は文在寅(ムン・ジェイン)前政権の時は米中どちらにも偏重しないバランス外交を巧みに駆使していたが、保守政権の尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権は自由主義の価値観と安全保障上の観点から共産主義の中国よりも自由主義陣営の米国との伝統的な関係強化にウエイトを置いている。
対米シフトは必然的に中国の不信を買い、摩擦を生むことになるが、尹政権は中国の経済報復を回避するため朴進(パク・チン)外相を8月8日から北京に派遣し、王毅外相や習近平主席との会談を通じて中国との関係維持を図る考えのようだ。果たして、思惑どおりうまくいくのだろうか? 「コロナ」禍のこの3年間の中韓関係の推移をみると決して容易でないことがわかる。
◇2020年
1月 武漢からの帰国者が新型コロナウイルスに感染していたことが判明(20日)
3月 韓国国内で感染者が増加。感染者は3月2日の時点で延べ4千335人と、日本の17倍に達する。中韓の間で中国政府が韓国人の入国を制限したことで摩擦が生じる。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)