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馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」
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第580号(2022/8/7) 株価は底固く推移、外貨相場は波乱も週を通じては円安/株価は緩やかな上値探りか
この週刊「世界経済・市場花だより」は、めまぐるしく変化する世界の経済や市場の動きなどについて、ブーケ・ド・フルーレット馬渕治好が、わかりやすく解説します。
※ 現時点での、自主開催セミナーの予定は、下記の通りです(カッコ内は、現時点でのお申し込み数/定員、です)。残席は、10を下回った場合に表記します。
8/27(土)福岡(2/20)
9/10(土)浅草(7/15)(残席:8)
9/23(金、祝)葛西(2/20)
9/25(日)ウェブ(2/150)
10/1(土)高岡(2/20)
10/8(土)名古屋(3/20)
10/15(土)札幌(2/20)
10/22(土)横浜(1/20)
10/29(土)大阪(3/20)
新型コロナウイルス流行の影響で、通常より定員が少ない会場が多いです。
また、会場や会場のある地方自治体が、新型コロナウイルス感染予防策を、強化あるいは緩和することによって、定員が増減すること(増えることも減ることも)がありえます。
加えて、直前でもセミナーを中止することがありえます。
セミナーのスケジュールは、
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub3.html
のページの下の方にあります。詳細やお申し込みは、それぞれのリンク先をご覧ください。
上記のリンク先には、自主開催以外のセミナーの予定も、公表可能なものがあれば、掲載しています(他社主催は、8月に東京2件、12月に名古屋1件)。
☆過ぎし花~先週(8/1~8/5)の世界経済・市場を振り返って
<日米等の株価は、波乱要因を乗り越えつつ底固く推移、米国の経済指標は強い、外貨相場は極めて大幅な乱高下も、週を通じては円安>
(まとめ)
先週の株式市場では、個別決算を消化する必要や波乱要因があったものの、日米等主要国の株価は上下動は示しながらも底固い展開となりました。マクロ経済面では、米国の経済指標の強さが目立ちました。
外貨相場は、変動が極めて激しく、荒い相場付きとなりました。ただ、週を通じては、ほぼ全面的な円安となりました。
(詳細)
先週の世界の株式市場においては、波乱要因が現れました。
もともと日米で4~6月の決算発表が続いていたため(ただし米国については、発表は峠を越し、先週の発表社数はかなり少なくなっていましたが)、それを個々に消化する必要がありました。
加えて市場を揺らしたのは、以前からペロシ米下院議長が台湾を訪問する可能性が取りざたされていたものが、実際に8/2(火)の日本時間夜に、訪台が実現したことです。中国政府がこの訪台に極めて強く不快感を表明していたことから、一部では偶発的な軍事衝突まで懸念する向きもいたようで、リスク回避的な株安が同日の日本市場から米国市場の寄り付き近辺まで続き、株価指数が下振れしました。
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