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<Vol.1258:増刊:日本の警察と司法解剖の問題>
2022年8月7日:日本の近未来への危惧と希望
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安倍元首相の銃撃事件について、「蘇生医療」と、警察の検視および「司法解剖」の所見の、銃弾が入った方角、遺体の損傷についての、重大な違いが、問題になっています(22年8月5日時点)。
(注)日曜創刊は、有料版・無料版共通とします。
▼真実は1つです。しかし、「法的な事実」とされるのは、警察から解剖の委嘱を受けた解剖医の所見(診断書)からの判決です。
最終的には、検察の立件と弁護士の弁護を聞き、証言も求めて、裁判官が判断します。
(1)蘇生医療にあたった、福島県立医大の福島教授の所見(7月8日の、死亡発表の記者会見)
・遺体には、右鎖骨上2カ所(間隔は約5cm)、左上腕部に1カ所の傷があった。銃弾は、右鎖骨上から入り、左上腕部から抜けたかもしれない(銃弾については推測)。
・鎖骨下大動脈に損傷があり、ここからの大量出血が死因だろう。心室にも、大きな穴があった。止血処置をして、100単位の輸血をしたが、全身の臓器からの出血が止まなくなって、死亡に至った(診断)。
・私は、体内の銃弾を見ていない。
(2)解剖医の所見を、警察が、青山繁晴議員に述べた内容。解剖医ではなく、警察がまとめたものの情報リークである点に注意。
・山上容疑者が発した、2発目の散弾が、安倍元首相が、外れた一発目の約2.5秒後、爆音がした左に振り返ったとき、左鎖骨付近から入って、水平に直進、し胸部大動脈を傷つけたと思われる(推測)。
しかし、この銃弾は、体内から発見されていない。残留廃棄物になる血液も全部調べたが、弾はなかった(事実)。
・安倍元首相の傷は、「盲管銃創」である。銃弾は、外には出ていない(これは事実と思われる)。
・救命医療のどこかの段階で、外に出て、失われたのかも知れない(これは警察の推測)。
・右鎖骨付近から入った銃弾は、右肩の骨に当たり、骨折させていた。この銃弾は発見されたが、致命傷を与えたと思われる銃弾は、発見できなかった。(発見された1個の弾の直径は約1cm、パチンコ玉状)
・心臓に損傷はなかった。
福島教授の所見が正しければ、司法解剖の所見は、間違っています。
陰謀、または複数犯説を、否定できなくなる。
司法解剖の所見(=単独犯説)が正しければ、福島教授の見解は誤っています。山上容疑者の、統一協会への怨恨からの、単独犯になる。
警察は、本人の供述と、解剖の所見から、立件ができると判断しています。司法解剖の所見が、「福島教授の所見とは一致していない」ことを、警察は認めています。
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