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マーケットアゲアゲ!米国CPI発表に向けて軟調だった株式市場も終わってみればダウは34000ドルうかがえる位置まで戻ったし、日経平均株価は29000円手前まで上昇しています。逆金融相場でも業績相場ではないからやはりショートカバー主導な感じは否めませんが、それでも株式上昇は正義!日本の決算発表もピークを越え何とか乗り切った感じがあり夏枯れ相場もなんのその、いけるところまで行ってしまえ!と期待しながら今週の週刊xoxo始まります。
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今回のテーマ
1.成長株が底打ちした(かもしれない)ことを日本一わかりやすく解説してみました
2.バルス祭りで株価暴落?3週連続『ジブリの呪い』
3.プロの用いる分散投資の概念
4.かえるさん監視銘柄アップデート
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1.成長株が底打ちした(かもしれない)ことを日本一わかりやすく解説してみました
アップルが29%安、アマゾンが45%安、テスラが50%安。米国主要テクノロジー株は、21年につけた過去最高値からこれだけ大きく下落しました。いわゆる成長株の下げです。米国のテクノロジー株・成長株を象徴する株価指数であるナスダック指数は35%も下落しました。ナスダックに投資して含み損を抱えている投資家は多いことでしょう。しかし、下落トレンドが変わった可能性があります。日米ともに成長株が買われはじめました。株価が上昇に期待できる背景を解説しましょう。
■米ナスダック指数は6月底入れか?
米国のナスダック市場はハイテク、成長株の比率が高い市場です。GAFAMと言われるグーグル(アルファベット)、アップル、メタ・プラットフォームズ(フェイスブック)、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフトなど世界有数のIT企業の占める比率が高く、また、テスラ、ウーバーと言った注目される新興成長株の上場が多い市場でもあるからです。ナスダック総合指数は世界を代表する成長株指数と言ってもいいでしょう。
ナスダック指数は、昨年11月に16,212ポイントの過去最高値をつけた後下落に転じました。
米国の金融政策を決定する米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制のために政策金利をあげはじめたこと、中国ロックダウンによる世界景気後退懸念、ロシアのウクライナ侵攻などを嫌気した下げです。
6月16日に10,565ポイントの年初来安値つけるまで、7ヶ月で35%も下げました。しかし、6月16日から反転し上げ始めています。8月12日には13,047ポイントと2022年4月以来3ヶ月ぶりの水準まで戻し、約2ヶ月で23%戻しました。
日本の成長株市場でもあるマザーズ指数も、6月20日に607で底入れし、8月5日には737と21%上昇しています。
★ナスダック日足チャート(コロナショックの2020年以降)
★マザーズ日足(コロナショックの2020年以降)
■成長株が戻し始めた4つの理由
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