No.532 (2022年08月14日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
株式市場では、本当においしい局面だけに顔を出して弱っている相手と戦えばいい
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スポーツはフェアプレイの世界だが、現実社会は決してフェアプレイの世界ではない。スポーツはルールがあるが、現実社会はルールはない。スポーツは階級制があるが、現実社会は階級制などない。
私たちの生きている現実社会は、フェアプレイもなく、ルールもなく、階級制もない。まさに弱肉強食の掟《おきて》の中で動いている。そのため、すでに巨大な格差がこの世には存在している。
その格差は、決して埋めることができないほどの溝になっているのは、日本でも資産が数百億もある人間がいる一方で、貯金がゼロかそれに近い人間も膨大に存在することを見ても分かる。
先日、日本最大の貧困街である大阪・西成区のあいりん地区に寄ってみたが、家もなく食事も採れないような状態で道ばたに寝ているホームレスの隣に、数千万円はするであろうフェラーリが通り過ぎるようなシュールな光景もあった。
日本の状況で言えば、金融資産が5億円を超える超富裕層世帯は7.3万世帯ある。一方で金融資産3000万円未満の世帯は4173万世帯である。格差は是正されていくのではない。格差は全世界で広がっている。それは、どこまでも止まることがない。
2020年から2年以上も続いているコロナ禍で底辺に転がり落ちてしまう人はかなり増えた一方で、金融緩和によって恩恵を受けた富裕層もかなり出たので、格差はもっと開いてしまったはずだ。
現実社会にはルールがないので、格差は日本政府が何をやっても縮まらない。富んでいる者はあらゆるチャンスや手法や方法を使ってさらに富み、貧しいものは持っているものすらも奪われる。
岸田首相は「成長と分配」と言っているのだが、成長するのは富裕層の資産で貧困層は資産がゼロなので分配を受けなければならない現状を示していると見れば、皮肉なスローガンでは、ある。
これが資本主義のリアルな姿であることを、あなたは認識できているだろうか?
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