武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』～現代社会の第一の課題　母親の人生と社会的地位～

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　　　　　　 武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』 　　　　　　　　　　　　　（2022.08.17号） ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 《今週の目次》 ■武田邦彦のメルマガ集中講座 『現代社会の第一の課題　母親の人生と社会的地位』 　◆社会の変化によりこの世には欠かせない職業「お母さん」に訪れた悲劇 ■なんでも質問コーナー ■インフォメーション ◎『武田邦彦メールマガジン』バックナンバーはこちら https://www.mag2.com/archives/0001571196/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■武田邦彦のメルマガ集中講座 『現代社会の第一の課題　母親の人生と社会的地位』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆社会の変化によりこの世には欠かせない職業「お母さん」に訪れた悲劇 女性の多くは子供を産み、母親として人生を送る。 首相を含めたあらゆる職業のうち、お母さんほど貴重な仕事はないだろう。な にしろ「子供のいない人」は存在するが、「お母さんから生まれていない人」 は一人もいない。つまり、もしお母さんがいなければ、お母さんの仕事をする 人がいなければ、およそ１００年後には日本は無人列島になるが、首相がいな くても日本は存在するし、まして会社の社長、学校の先生…がいなくても日本 は立派に存在する。 だから、この世で最も大切な人がお母さんであり、必須の仕事がお母さんであ ることは間違いがない。しかし、同時に不思議なことがある。お母さんが最も 立派な仕事であるのにもかかわらずお母さんの雇用は確保されていないし、収 入も労働時間も決まっていない。お母さんは無休で、２４時間、３６５日労働 なのである。それでも、お母さんをサービス残業させていることに対して批判 はない。