メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

中国経済、米国経済

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2022/08/17
    • シェアする
中国経済、米国経済 おはようございます。 きのうは猛烈な雨、暑くなったり、寒くなったりお忙しいこって、という感じです(笑)。私も体調管理が難しくなってきていますので、とりあえず、冷房の効いている部屋から出ないことにいたしました。ちっとも、体調管理などしてねーじゃねぇーか、という周囲(笑)。自分でもそう思います(笑)。 ■季節性 まず、日本はきのうでお盆休み明けらしいです。何の基準をもってお盆明けというのかはわかりません。ただ、お盆明けの恒例行事というのは、金利が低下をすることにあります。つまりお盆休み前に休業資金として短期借入需要増が起こり、お盆明けにはその需要が消滅をする、ということが毎年の恒例行事になります。 これはゴールデンウィークや年末年始も同様なことが起こりますので覚えておくとよいと思います。ゆえに、連休明け以降にマーケットが金利の上下動によって大きく動く、というのはいつものことです。 今年の場合、きのうから日本金利の低下が起こり、結果として円インデックスが低下ということになりました。7月の末から円の急騰が続いていましたので、久しぶりの大幅な円下落という形になりました。 これがきのうの円安の要因になります。1日早く来たということで、円高予測だったものが円安になってしまった原因です。申し訳ありませんでした。 一方で、きのうお話をした中国経済の悪化ですが、利下げによって人民元安が起こるのが必然になります。実際にドル人民元も安値に面を合わせましたが、きのうは面を合わせたところでいったん、調整になりました。 そこに日本の金利低下によって円安が起こり、人民元も反相関の関係で人民元高になったのです。きのうはドルもユーロも、欧州系がそれほど動かなかったので、アジア地域特化したような動きになったわけです。 大きな流れで、ドルは、毎年6月から8月から資金需要が沈みこむ結果、金利安、そしてドル安になるのですが、例年8月になればこの金利低下が押さえられ、金利の上昇が始まることになります。こういう部分では米金利高が確定してくると思われます。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 株やFXをトレードするときほとんどの人が感覚や本能でトレードをしています。 その感覚や本能は素晴らしいものですが、どの世界でも本当に成功するのはそれを科学的、ロジカルに説明することができるものです このメルマガを読むことによって株式やFXに科学的な視点を加えることを目的にできればと思います
  • 990円 / 月(税込)
  • 毎週 月・火・水・木・金曜日(祝祭日・年末年始を除く)