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気象予報士 荒木真理子の
『風の声を聴く』
◇ ────────────────────────────2022.8.21号◇
8月半ばも本当に疲れました…私は、夏休みに入ったところでしたが、急遽、北陸からとんぼ返り。前線と台風の影響で、NHKは、早朝から深夜まで毎正時のニュースで気象解説が入る忙しさでした。でも、災害に遭われた方はもっと大変です。わずかながら滞在した石川県では、川の氾濫により住宅の1階や大切な畑が泥に浸かったり、山が崩れて庭のすれすれまで土砂が流れ込んできたり、被害の様子があちらこちらで見られました。
猛烈な雨が相次いだ8月を振り返ります。
==== 目次 ~2022.8.21~ ======================
◆できごと【8月7日(日)~8月20日(土)】
◆解析のポイント『前線と台風8号による記録的大雨』
◆旬のキーワード『線状降水帯』
◆今後の見通し・編集後記
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◆できごと【8月7日(日)~8月20日(土】 ────────────────
8月7日日曜日、太平洋高気圧の縁をまわる湿った空気が流れ込み、全国的に大気の状態が不安定に。千葉や愛媛県内では、1時間に50mm以上の非常に激しい雨を観測しました。
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