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武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』
(2022.08.24号)
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《今週の目次》
■武田邦彦のメルマガ集中講座
『現代社会の第一の課題 女性の人生の2』
◆日本社会を変えてしまったのはヨーロッパの奇妙な「男女平等」思想
◆理想とは程遠い現代社会。女性だからできる人類にとって重要な仕事とは
■なんでも質問コーナー
■インフォメーション
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■武田邦彦のメルマガ集中講座
『現代社会の第一の課題 女性の人生の2』
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◆日本社会を変えてしまったのはヨーロッパの奇妙な「男女平等」思想
前回に整理したように現代の女性には、3つの生き方がある。結婚して子供を
産み育てる人生を送る(伝統型)、結婚して子供は産むが社会的活動をする(
両立型)、そして結婚に重きを置かずに自由な人生を送る(自由形)である。
しかし、この3つともやはり歴史的制約を受けている。
ちょっと前まで、つまり戦争が終わった70年前までは、戦争自体があり、自
動機械もほとんどなかったので、男は農業と兵士で精一杯であり、家電製品な
どがなかったので女は家事で一生を終わるしかなかった。社会も貧しかったの
で「自由な人生」などを考える余地もなかったのだった。男女差別とかそうい
うものではなく、女性が田んぼを持っていても筋肉の力、子供の出産などで現
実的に女性に田んぼを割り当てても荒れるばかりだったので、選択の余地はな
かったのだ。
その状態から、「女性が自らよく考えて将来の人生を設計する」ということが
行われれば良かったのだが、「男性の領域に進出する」、「男女平等」という
2つの考えだけしかなかったので、現在のように「女性の方が忙しく、待遇が
悪い」という状態になった。
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