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2022年8月22日号「同期のライバルが降格されて部下になりました。言うことを聞きません」

『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」
『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」8月22日 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2022年8月22日号 ●赤羽雄二の視点:「変化できる人」は、何をやっても楽しい●今週の相談 ・自信がない、自己肯定感が低いといつも思い、そのように発言していたのですが、本当にそうなのか、よくわからなくなってきました。 ・起業したのですが、発案者でメインの開発者がコミットしてくれず、頓挫しています。どうやって立て直せばいいでしょうか。 ・私の同僚がパワハラなどで降格して部下になりました。私との人間関係もあって、指示をすなおに聞きません。こういう場合、どうやって明確な関係を作ることができるでしょうか。 毎週月曜日発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【はじめに】 本メルマガでは、皆さんからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問にていねいにお答えします。メルマガを購読している方なら、どなたでも質問&相談が可能です。(ご質問: akaba@b-t-partners.com ) 【『ゼロ秒思考』とは】 『ゼロ秒思考』は、マッキンゼーで14年間、その後も多くの企業、個人を支援してきた私が生み出した独自のアプローチです。 「メモ書き」によって思考と感情の「言語化」に慣れ、強化することで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心が強くます。くよくよしなくなります。何をすべきかがわかるので、行動も早くなります。 20数年にわたって改良し、内外で実践していただいた結果、10万人以上の方に効果を実感していただいています。 誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、効果は絶大です。実践された方々からのコメントの一部を紹介します。 「明らかに日々の思考量や行動量が増えた」 「打てば響くような会話ができるようになった」 「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」 「自分に自信がついた」 「気持ちを素直に伝えらえるようになった」 本メルマガは、この『ゼロ秒思考』をベースに、皆さんの悩みに答えていきたいと思います。 赤羽雄二の視点:「変化できる人」は、何をやっても楽しい 〝たまたま〟してみることで明暗を分ける これまで見てきたように、変化するかしないか、変化できるかできないかは「たまたまの差」「ほんの少しの考え方の違い」だと考えています。「自分は変われない」「いろいろ努力してきたけれどうまく変われなかった」と思いがちで、そういう発言・反論もされてきたと思いますが、変われない大きな理由などあまりないのではないでしょうか。 「自分には無理。できなかった」と言いたくなる気持ちはよくわかります。そのほうが努力が足りなかったとか、才能がなかったとか、運がなかったなど思わなくて済むからです。 ただ、自分自身の経験からも、また多くの方へのコーチングなどの経験からも、変化するかしないかはもっと単純です。変わるのが単に面倒くさいとか、柄にもないとか、変わると恥をかきそうだとか、「変わらないと決めているから変わらない」としか思えませんでした。それ以上の大した理由があるわけではありません。 ここまで詳しく述べたように、自分の考えや行動、価値観はちょっとした癖や習慣の集まりであり、必然性もなければ、妥当性もそこまで高くない、つまりよりよいものがあればさっさと変えればいいだけだ、ということをよく噛みしめてください。 変化の決め手は柔軟さ そうはいっても、変化する、しないの柔軟さは現実問題として、人によりずいぶん違います。私のその点についての考え方は次のようなものです。 「変化する柔軟さ」が低い人は自分の癖や習慣により強くこだわっているわけですが、自分に自信がないと、「百歩譲ってやってみようか」「そうまで言うなら、ちょっとやってみよう」「だめならまた戻せばいい」と思いづらいのではないかと思います。 ただこれも程度問題で、自分がなぜそう感じるのか、そこまで抵抗感を感じるのかをA4メモなどに書いてよく認識すると、ずいぶん変わると思います。 人によって納得する方法が違うでしょうが、 1. そこまで言われるのなら、一応やってみる:尊敬できる人から、「こうしたらいいよ」「すごくお勧めだよ」「やらないと損だよ」「私が言うのだから信じてね」などと言われたら、まあいいかと思ってやってみる。 2. 納得はしていないが、他にいい方法もないので、やってみる:納得はしていない。おかしいし、自分がどうしてやらなければならないかすっきりはしていない。ただ、他にもっといい方法がないことはわかっている。まあしょうがないから、やってみようか。 3. だめだったら戻せばいいからやってみる:うまくいかないかも知れない。やればいいのかも知れないけれど結果が心配になる。ただ、だめだったらすぐ戻せばいいのだから、やってみるしかないか。 4. 以前言われたときはしゃくに障ったが、何かそうでもないので、やってみる:前も言われてそのときはとてもやる気にならなかった。そんなことを言われる筋合いがないからだ。でも、よく考えてみたらやりたくないというよりはしゃくに障ってやらなかったわけだし、それほど気にもならなくなったからやってみよう。

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  • 『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」
  • 34万部の『ゼロ秒思考』など24冊と、年間100回のセミナーなど、1万人を超える方々の成長を支援し、悩み相談にお答えしてきた赤羽雄二による、「成長を加速する人生相談」です。 どうすればもやもやを解消しもっと早く成長できるのか、どうすればもう少し自信を持って仕事に取り組んだりプライベートの悩みを解消したりできるのか、皆さんから頂く質問にお答えすることで、迷いをなくし気持ちよく進んでいただきたいと考えています。 また、人生相談の他にも「赤羽雄二の視点」と題したスペシャルコラムをメルマガ内で毎週掲載しています。
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