LA TO JAPAN ~おばさん~
友人はシアトルで美容師をしている。
この前も書いたと思うが、海外に住んでいてアメリカ人のサービスを受けることは
嫌ではないけれども、美容院、病院、歯医者など細かいことを伝えたい場所では、やはり
日本人(日本語を理解してくれる人)が居てくれた方が有難い。
美容院に限っては、人種によって髪質も違うわけだからなおさらである。
その友人は、フリーランスで「美容室」という場所を構えずに、お客さんの自宅へ出向いての
サービスを提供しているのだが、彼女のイライラが爆発していたようで話を聞いてみた。
その前に、前置きしなくてもいいとは思うが、念のため。
私を含め、美容師の友人は「おばさん」である。
さて友人の話。
口コミでお客さんが増えることは有難いとしたうえであえて「話を聞いてくれ!」という。
彼女のお客さんを通じて、彼女の元には「お客さんのご紹介」で予約を取りたい人が群がる。
それは、彼女の技術、例えばヘアカットが上手だったり、ハイライトの入れ方がよかったり、髪艶がよかったり、
ヘアースタイルが良かったり・・・要するに彼女のお客さん自体が広告塔になっているからである。
彼女がサービスを施したお客さんが「美容室、どこに行っているの?」という質問を受け、彼女の評判が広がるのだが・・・、
彼女曰く「困ったおばさん」が居るという。
話しはこうだ。
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