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日刊 大石英司の代替空港

日刊 大石英司の代替空港
日刊 大石英司の代替空港 ▲▽ロシア侵攻半年▽▲  さあ新刊、今日は離島を除く全国に行き渡っています。 ※ 侵攻半年、想定より持ちこたえるロシア経済 物価高の影響も https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-6months-russia-living-idJPKBN2PU00B *「何もかも嘘だった」 国外へ脱出のロシア兵、ウクライナ戦争を批判 https://www.cnn.co.jp/world/35192213.html  一番の驚きは、ウ国が善戦しているということだけど、しかしこれも私が最初 に書いたように、西側世界という無限の後背地あればこそです。  むしろ驚きは、未だにロシア経済がびくともしないことでしょう。経済がびく ともしないで、ロシア人は別に喰うものにも困っていない。だからプーチンへの 不満も起きない。戦争に行くのはもっぱら辺境地の貧乏人や傀儡国の傭兵で、そ の戦死の影響が国内に蔓延することもない。  もちろんこれがアフガン侵攻のように長引けば、真綿で首を絞められるように ロシアも徐々に弱体化するだろうけれど、ではその間、西側世界は一致団結して ウクライナを支えられるのか? ウ国民は現状を忍耐できるのか?  ロシアは楽ではないだろうけれど、少なくとも半年間戦って見て、西側の禁輸 の規模やダメージも解って、ロシアはロシアで継戦能力の維持に自信を持ってい るはずです。この状況なら、あと数年は戦える。その間に西側が支援疲れで脱落 するのを待てば良いと思っていることでしょう。  この戦争でロシアに勝算があるとは思えない。一方で、ウクライナが、侵攻前 の国境線まで押し返すには、ウ国&西側には、それなりの忍耐と時間と資金が必 要になる。  その長期戦の覚悟と合意がNATO各国で共有されているとは思えない。それを主 導できる卓越したリーダーもいない。仏独は明日にも停戦したがっているし、新 しく誕生する英国の首相も、狂った物価高の悲鳴に押されて、ボリスのようには いかない。そしてバイデンは、中間選挙のボロ負けでレームダックに陥る。 ※ EU、ウクライナ軍の大規模訓練検討へ https://www.afpbb.com/articles/-/3420165  遅い! 少なくとも、ウ国が持ち堪えそうだと解った4月にはこの動きを決定 してなきゃならないのに、今頃こんな話をしている所に、西側の優柔不断な所が 垣間見える。 ※ [ウクライナの教訓 侵略半年]<2>ドローン 戦場変えた https://news.livedoor.com/article/detail/22726604/  までもドローンの活躍は、2020年のナゴルノ・カラバフ紛争で始まったことだしね。 ※ PCR検査の自己負担“6000円”に…新型コロナ「2類」から「5類」移行の是 非 現場の医師の見解は【大阪発】

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  • 作家・大石英司が日々の出来事に関して alternative な視点を提供するマガジンです。政治経済軍事からヲタ他の柔らかい話題まで扱っています。 原則として、毎日発行です(今は月2回、日曜のお休みを貰っています)。契約上は、土日祝日及び、日本の労働習慣に照らして妥当と思われる日数の定休日を頂戴することを明言しております。 システム上、「不定期発行」となっていますが、設定を「不定期発行」にしないと、土日のお休みや、発行者の病気等によって、突然休んだ場合に、システムが事故発生中と判断して、最悪の場合、発行できなくなる恐れがあるからです。
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