中国へ過度の期待かける
日本を諦めて韓国へ接近
王毅が5つの条件突付け
落ち目の中国に力はない
中国は古来、「騙しと脅し」の外交テクニックを用いて成功してきた。米国へは「騙し」の手口で手玉に取ってきたが、トランプ大統領(当時)の「慧眼」によって、その手口が見破られた。米中貿易戦争はその第一弾である。バイデン大統領になって、一段と攻撃の手を強めている。
韓国は、文在寅(ムン・ジェイン)時代まで一貫して中国の「騙しと脅し」に手口に乗せられてきた。尹錫悦(ユン・ソクヨル)ユン大統領になって、ようやく中国へ「自立外交宣言」を発したが、果たして初志貫徹し中国と対等な外交関係を築けるか、確たる見通しはまだない。
日本は、尖閣諸島問題で早くから中国の「騙しと脅し」の外交テクニックに馴らされて、その本質を見抜き、尖閣諸島国有化で決着を付けた。韓国から見た日本の対中外交は、どのように映っているか。日本が、中国に対して日本固有の領土を断固として守る姿勢にハラハラしていたに違いない。日本は、日米同盟が機能しているという自負がある。韓国は、米韓同盟を結びながら、それに全幅の信頼を置かず二股外交に手を出してきた。中国の「騙しと脅し」外交に屈したのだ。
中国へ過度の期待かける
韓国は、中国の属国であった歴史がある。朝鮮李朝時代に、それまでの国教であった仏教を捨てて、中国の儒教を国教にした経緯がある。これでは、韓国歴代政権が中国へ頭が上がらなかったのは当然であろう。中国が、宗主国になるからだ。
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