第708回　ドゥーギンの娘の殺害の余波、パーカーが語るダイアナ妃の死の真相

…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第708回　ドゥーギンの娘の殺害の余波、パーカーが語るダイアナ妃の死の真相 …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 ドゥーギンの娘でジャーナリストのダリヤ・ドゥーギナが殺害された。これが何を意味するのか詳しく解説する。次に、イギリスの著名なサイキック、クレイグ・ハミルトン・パーカーが語るダイアナ妃の死の真相について紹介する。 ▼ドゥーギンの娘、ダリヤ・ドゥーギナの死の意味 それでは早速今回のメインテーマを書く。新ユーラシア主義の思想家、ドゥーギンの娘、ダリヤ・ドゥーギナの死の意味についてだ。 ８月２１日、モスクワから２０キロ余り離れたボルチエ・ヴャゼミー村近くの高速道路で、ドゥーギンが所有しドゥーギナがハンドルを握っていたトヨタのＳＵＶ（ランドクルーザー）が爆発した。暗殺のターゲットはドゥーギンだったようだが、娘が殺害されてしまった。 ドゥーギンとドゥーギナの二人とも、ドゥーギンが講演をしたファミリーフェスティバルの帰りだった。会の終了後、ドゥーギナはドゥーギンの所有するＳＵＶに乗り、ドゥーギンは別の車で彼女の後に続いた。 目撃者によると、ＳＵＶの下で爆発があり、ＳＵＶはすぐに炎に包まれ、道路脇の建物にぶつかったという。ドゥーギナの遺体は見分けがつかないほど焼けていた。ロシアの調査委員会は、約４００gのＴＮＴが、ＳＵＶの運転席側の底の下に仕掛けられていたことをすぐに突き止めた。査察団は、これは計画的な自動車爆弾テロだと考えている。タイマーにつながれていたのか、それとも近くにいた人物がボタンを押したのか、まだ分かっていない。 殺害の翌日、プーチン大統領は、ドゥーギナは「輝く人格と真のロシアの心を持った才能ある人物だった」と述べ、親族に哀悼の意を表した。またドゥーギナは、「ロシアの愛国者であることの意味を行動で示した」と述べ、彼女の殺害は「凶悪で残酷な犯罪」だと非難した。ドゥーギナの告別式では、プーチン大統領の代理人によって「勇気の勲章」が彼女に授与された。 また、本来のターゲットであり父親のドゥーギンは、 この攻撃に関する最初の公式声明で、彼はドゥーギナが自分の目の前でウクライナによって残酷に殺されたとし、次のように述べた。 「私たちの心は、単に復讐や報復を渇望しているのではない。私たちはただ、（ウクライナに対する）勝利を必要としているのです。私の娘は勝利の祭壇の上で若い命を犠牲にした。だから、どうか勝ってくれ！」 このドゥーギンの声明には、ロシア国内の民族主義的な保守層の人々が賛辞を表している。 ●犯人はだれなのか？ ではドゥーギンをターゲットにし、娘のドゥーギナを殺害した真犯人はだれなのだろうか？