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<Vol.1263:超金融緩和からリセッションと恐慌への道程(2)>
2022年8月25日:マネー量の増加とは、何を言うのか。どんな「偽装
効果」があるのか。偽装的な信用通貨から、FRBも含んで、金・コ
モディティ通貨への動き=逆ニクソンショックだろう。
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昨日の正刊のあとの、後半部を送ります。
◎2022年9月の米国の利上げから、過剰流動性経済の「大転換」が始
まる可能性が、70%くらいに高くなりました。
米国は「景気後退」に向かっています。<実質金利=名目金利(10年
債)2.75%-物価上昇率8.4%=マイナス5.65%>が示すのは、景気後
退です。
長期資金の需要が多いなら長期金利は上がって、実質金利のマイナス
幅は縮小するからです。長期の資金需要が多いのは、次年度の期待G
DP上昇率が高いときです。
米国では、現在「逆イールド」、つまり短期金利(3.0%)が長期金
利(2.5%)より0.5ポイント(%)も高いという、異常な金融が続い
ています。
◎「逆イールド」は、
・目先の資金繰りのための、短期マネーの需要は多く(このため短期
金利が高い)、
・長期投資のための、長期マネーの需要は急減していることを示しま
す(このため、普通の時期は高い長期金利が、短期金利よりも低い)。
投資家と経営者が心に抱く、2023年の期待GDP成長率が、下がって
いることが原因です。期待GDP成長率が、急に低くなると、設備投
資と住宅購入は減り、長期金利が、短期金利より下がります。
米軍やCIAとは違い、米国の投資家と経営者は、ウクライナ戦争にと
もなっている「対ロ資源戦争」に負けたと認識しているでしょう。こ
のための、「景気後退予想のなかの、物価高」です。
景気後退予想されると、普通は、需要が減って、物価が下がります。
ところが、米国では消費者物価が8.5%も上がっているのです(22年
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