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貞子第二メルマガ:パウエルFRBは「70年代のアーサーバーンズ」のようにはならない!~来年は利下げしない!~

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2022/08/26
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パウエルFRBのインフレ退治のための金融引き締めは、引き続き 「後手後手」に回っています。 パウエルFRBは目下の所インフレを全くコントロールできていな いのです。 これは「厳しい現実」です。 6月には、パウエル議長は「インフレ退治のためなら景気後退も 辞さし」との強い意志を示しました。ところが、市場のほうは、 「いずれパウエルFRBは70年代のアーサーバーンズ議長のよ うに、景気後退や景気減速に怖じ気づいて、来年2023年には 利下げへ転じるだろう」と、「パウエルFRBの手の内」を先走っ てすっかり見透かしてしまったようです。 かくして、夏の市場では「楽観論」が広がって、株式市場は上昇し てゆきした。 後手後手に回っているパウエルFRBはこの夏「市場との対話」に も失敗したわけです。 その後、連銀関係者たちが次々に登場して「暴走する市場」を強く 牽制、「火消し」に回りますが、株式市場も債券市場はなかなか反 応しません。 今のままだと、「FRBが意図する金融引き締め」とは裏腹に、市場 では引き締めとは真逆の「金融緩和効果」が働いてしまって、これ またインフレが加速してしまいそうです。 すると、「パウエルFRBがポール・ボルガーのように厳しい利上 げを行わなければならない危険性」が返って高まってしまってい ます。 パウエル議長は、あらためて「インフレ退治の本気度」を内外に明 示して、「自分はかつてのアーサーバーンズのような腰抜けにはな らない」「来年は利下げしない」と、はっきりと「市場の楽観」 を打ち消す必要に迫られています。 8月25~27日にかけて、アメリカではジャクソンホール会 議が開催されています。 26日のパウエル講演で市場が大きく崩れ始めるのか? それとも、9月FOMCで市場が大きく崩れ始めるのか??? あるいは、これといった引き金がなくとも、市場が大きく崩れ始 めるのか???よく分らないところがあります。 が、この秋、株式市場が大きく崩れるのは避けられないでしょう。

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