2022年 第 34号
【長尾和宏の「痛くない死に方」】
長尾和宏です。今、横浜のシンポジウムに向かう機内でこれを書いています。
ジャーナリストの鳥集さんほか、ワクチンに疑問を持ち、声を上げてきた仲間
たちの、この1年間の総括のような会になるようです。僕は日帰り、わずかな
滞在時間ですが、子どものワクチンについておかしなところを僕の見解から申
し上げたいと思います。
右を見ても左を見ても、国会議員は「知らなかった」「気が付かなかった」で、
シラを切ることに意見「統一」されたのでしょうか。
僕はこの統一教会と政治家の癒着と、その後の議員たちのシラバックレぶりが、
10年後の政治家と政治家のそれを予測しているようで腹も立つし鳥肌も立つ。
さらに言えば、周囲の顔色を伺いながら、ライバル会社の出かたを見て報道を
おそるおそるし始めるメディアにも怒りを禁じえない。勇気のある地方メディア、
特にCBCとサンテレビ。この2つのディレクターは、希望の星である。
サンテレビさんは今週、2日にわたってワクチン後遺症を取り上げてくれた。
僕も惜しみなく協力する。
CBCテレビは、ワクチン接種後数時間後にお風呂で亡くなっていた13歳の少年
について、丁寧に取り上げている。大石さん、頑張れ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ed7d8fa99e0f65139dd3d9a124d04d7e1b36a08
「ワクチンを打ったその日になぜ息子は息を引き取ったのか。国にはとにかく究明
して欲しい」両親はその想いから、メディアに出る決意をしました。
しかし国は、「評価不能」。溺れる前に心臓が止まっていたという診断書があるのに。
「お金の問題では救済認定がされたいのではなく、なぜ息子が亡くなってしまった
のかとにかく原因を究明して欲しいです」と母親は言う。
これは氷山の一角である。届け出を出していない「溺死」がその裏に何件あるだろう。
僕の知り合いでも、今年、絶対に溺れないようなプロはだしのサーファーが、天気の
いい日に海で溺死している。風呂や川、海で亡くなったのであれば、よほどの確信
がない限り(この少年のように接種後数時間である場合を除いて)、数日後の死で
あれば、ワクチンと結びつけるのはなかなか困難になってしまう。
いつまでこの国は、シラを切り続けるのであろうか。
一方、お隣韓国は、ワクチン後遺症の補償が最も進んでいる国であるといわれている。
昨年末の時点において、2800件の因果関係を補償したと発表している。
他の国とはけた違いのようだ。
さらには、ワクチンではなく、学生に対しては、コロナうつ、ストレスなど精神疾患
を認められた場合でも、最大600万ウォン(約58万円)が支援される。
ユ・ウネ社会副首相兼教育相は、「新型コロナの長期化により、精神的健康において
困難に陥っている学生たちの心理回復が必ず必要」と、「保護者のワクチン接種副反応
に対する心配を減らすことができるよう、国家が責任をもつ姿勢で最善を尽くす」
と語っている。日本とは大違いである。
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