ウクライナ戦争の勝者と敗者
ロシアがウクライナに侵攻してから半年が過ぎました。圧倒的な軍事力の優位性を持つロシアが短期間に東部、ないし南部も制圧して決着するとの見方もありましたが、結果は予想以上の長期化で膠着状態になっています。ウクライナは米欧の武器支援もあって、一部ではロシア軍を押し返しています。この戦い、どういう結末を見るのでしょうか。
「弱まるロシアの戦争犯罪人評価」
ウクライナ戦争をめぐるロシアの評価が二転三転しています。もともとウクライナ東部の親ロシア地域で、ロシア系の住民が迫害されているとの認識から、ロシアが彼らの救済を目的として、国境地帯で「軍事訓練」を実施して威嚇していたのですが、それにとどまらず、ついに国境を越えて侵攻してしまいました。
ロシア系住民を迫害していたのはウクライナ兵と見せかけて、実は欧米の諜報組織だったとの見方が有力です。またロシアに対してNATOの東進という圧力もかけていました。ロシアはいわば彼らの「罠」にかかって誘い出されたことになります。この時点ではロシアはロシア系住民の救済という大義があり、米国のトランプ前大統領もプーチン支持を表明していました。
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