▼▽▼ Vol.407
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佐高信の筆刀両断~統一教会が持ち上げた船井幸雄~
2022/9/2
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◆目次
1・筆刀両断 統一教会が持ち上げた船井幸雄
2・会えなかった人(33) 撃たれた記者、小尻智博
3・雑記
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1・筆刀両断 統一教会が持ち上げた船井幸雄
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ここに国際勝共連合発行の『週刊思想新聞』1987年3月号号外がある。
大きく「暗躍する左翼弁護士」という見出しで、
「スパイ防止法つぶしに狂奔」とあり、「共産党と共に『霊感商法』攻撃も」と続く。
「知らないと大変!」とも言っているが、4人の弁護士が顔写真付きで挙げられている。
伊藤和夫、丸山輝久、東澤靖、そして山口広だが、
ズーッと統一教会と闘い続けてきた山口については、
「霊感商法被害者救済担当弁護士連絡会」の事務局長としてマスコミに登場したとし、
こんな説明を加える。
「社会党議員がスパイとして暴露されたレフチェンコ事件では、社会党の弁護人もしている人物」。
そして、「この山口とつながりの深い日本消費者連盟(社会党系)の機関紙『消費者リポート』では
『霊感商法を撲滅することを、国家秘密法阻止運動の一環として取り組む』と露骨に協調」しているとし、
「あきらかに消費者運動を装った政治的運動であることがわかります」と見当違いの非難をしている。
ヘンな壺を高額で売りつけたりする「霊感商法」を批判するなというわけである。
恐いのは、各弁護士の自宅の住所を記していることで、
統一教会の信者が抗議に行くよう煽っていることがわかる。
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