２年債が１５年ぶりの高値

２年債が１５年ぶりの高値 おはようございます。 毎日、走らないと気が済まなくなっている角野。夏の疲れが一気に襲っているのですが、じゃ、走るの、やめたい、と思うかと考えると思いきや走らないと気持ち悪い、とマラソンランナーのように・・・。周囲は「いつまで続くことやら」「それを言い訳に仕事さぼるんじゃねぇーぞ」といつものネガティブ発言。負けないもん、角野、強い子だから(笑)。当然「ふざけんな」とのお声(笑)爆笑。 ■ADP雇用統計 ADP雇用統計は労働省の雇用統計とあまりにも乖離がひどい、ということでデータ更新方法の変更を図るために２か月お休み。新手法となって今月から復帰です。 https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-adp-employment-change.png?s=unitedstaadpempcha&v=202208311352V20220312 上記のグラフをみればお分かりの通り、激減という形になっています。正直な話、今回の統計手法見直しで、データの継続性において問題ないのか、というのが正直な感想です。 ADPというのは全米の会社の給与計算を代行している会社になるのですが、今まではあまり詳しくは知りませんが、自動的にその数字を起こしていたと思います。ところが今回の統計手法では従業員数2500人以上の巨大企業だけに絞って統計を行っています。 まず、標本が小さすぎるということ、つまり代表制の錯誤にはまるのではないか、と思ったりもします。この辺は、人間の錯覚の問題ですので、心理学の分野になりますので詳しくは記しませんが、個人的にはこのデータの継続性にはかなりの疑問をもっています。 今回のADPに関しては考察の対象外としたいと思います。 JLOTSなどでは相変わらず、雇用と求人のミスマッチが起こっていると想起される内容になっています。そのほかチャレンジャー人員削減や、ＩＳＭ非製造業の雇用指数などをみて本番の労働省、雇用統計を推測していきたいと思います。