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アップル招待状「Far out.」は衛星通信iPhoneの暗示か 石川 温の「スマホ業界新聞」Vol.482

石川温の「スマホ業界新聞」
--------------------------------------------------------------------------------------- 石川 温の「スマホ業界新聞」 2022/09/03(vol.482) --------------------------------------------------------------------------------------- 《目次》 1.アップル招待状「Far out」は「はるか遠くから」の意味? -----新型iPhoneは衛星通信に対応するのかしないのか 2. 楽天モバイルが負担金なしでプラチナバンド再割り当てを主張 -----ローミングやインフラシェアリングが解決策にはならないのか 3.HTCが4年ぶり「Desire 22 pro」を発売へ -----4年間で逃げてしまったユーザーは帰ってくるか 4.今週のリリース&ニュース 5.編集後記 --------------------------------------------------------------------------------------- 1.アップル招待状「Far out」は「はるか遠くから」の意味? -----新型iPhoneで衛星通信に対応するのかしないのか --------------------------------------------------------------------------------------- 先週のTモバイルUSとスペースXによる、衛星からスマートフォンへの直接通信のニュースに続き、今週はAndroidも将来的には衛星通信に対応するというアナウンスがあった。 グーグルでAndroid関連の幹部であるヒロシ・ロックハイマー氏がTwitterで、次期Androidにおいて、スマートフォンで衛星通信ができるようになると明らかにしたのだ。 おそらく、TモバイルUSとスペースXがサービスを発表し、ヒロシ・ロックハイマー氏も衛星通信の対応に言及したと言うことは、来週8日に開催されるアップルのスペシャルイベントで、iPhone 14が衛星対応する可能性が高いと言うことなのかも知れない。 ただ、イリジウムやグローバルスターなど現状、飛んでいる衛星と通信をしようと思えば、かなり大きなアンテナが必要となってくるため、「既存のスマートフォン」で通信をするのは難しい。 TモバイルUSとスペースXや楽天モバイルの「スペースモバイル計画」のように、新たに衛星を打ち上げる必要があるだろう。 仮に来週発表にあるiPhoneで、デバイスとして衛星通信に対応できたとしても、どこかの会社が衛星を飛ばし、サービスを提供しなくてはならない。 個人的に期待しているのは、アップルが自ら衛星を飛ばしてしまい、サービスを提供してしまうという壮大なストーリーだ。

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  • 日々、発信されるスマートフォン関連のニュース。アップル・iPhoneにまつわる噂話から、続々と登場するAndroidスマートフォンの新製品情報。ネットワーク障害やキャリアの新サービスなど、話題に事欠かないのがスマートフォン業界です。膨大なニュース記事があるなか、果たして、どの情報が重要で、今後を占う意味で重要になってくるのか。ケータイジャーナリスト・石川 温が独自の取材網を生かしたレポート記事を執筆。さらに業界のキーマンにもインタビュー取材を行い、スマートフォン業界の「今」を伝えます。スマートフォン業界人の「必読紙」を目指します。
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