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医療従事者への感謝が乏しくなった心理

メンタルヘルス・精神医学から時流を読む
 医療従事者への感謝を表すために、ブルーインパルスが都心を飛行したのは、2020年5月29日である。早いもので、それから2年余りが経った。当時は、新型コロナ禍で激務を強いられる医療従事者に、感謝を示す活動が多かったように記憶している。しかし今は、当時の看板などが残る程度で、ブルーインパルスのようなイベントや支援活動の話は、余り聞かない。  それどころか、医療従事者への暴言・暴力がいっそう目につくようになってきている。さらに、自ら要請した救急隊員にまで暴力を振るうという事例も、増えてきているという。

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  • 精神科医の西多昌規(にしだ まさき)です。メディアなどで話題となっている、あるいは世間の関心を集めている事件や出来事を、精神医学やメンタルヘルスから読み解き、独自の視点をもとに考察していきます。医療・健康問題だけでなく、政治経済や社会文化、芸能スポーツなども、取り上げていきます。*個人的な診察希望や医療相談は、受け付けておりません。
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