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武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』
(2022.09.07号)
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《今週の目次》
■武田邦彦のメルマガ集中講座
『現代社会の第三の課題 子供は楽しい毎日か、虐待か?』
◆子供を苦しめているのは親である事実。正しい「環境作り」とは
◆勉強よりも人間性。子供が学ぶべき本当の教育
■なんでも質問コーナー
■インフォメーション
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■武田邦彦のメルマガ集中講座
『現代社会の第三の課題 子供は楽しい毎日か、虐待か?』
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◆子供を苦しめているのは親である事実。正しい「環境作り」とは
人間は知らず知らずの間に、「言うことを素直に聞く」という相手に対して、
思いがけないほど酷いことを強いていることがある。現代の日本の子供はその
例ではないかと思うことがある。なにもヨーロッパの基準に従う気持ちはない
が、国連は4回も日本の子供が虐待を受けているという批判をしている。
確かに、日本の子供の多くは虐待に近い強制的な努力を強いられている。親が
子供の教育に力を入れすぎているのだ。少しでも良い学校に入れて良い生活を
させたいと思い、それは子供を思う親の愛情だから問題はないと錯覚している。
でも、学歴が高く少々豊かな生活を送るのが幸福ではない。多くの人は頭でっ
かちになり、愛情に欠け、他人を思う気持ちが少なく、不満を持ちがちな人間
になる傾向がある。だから、女性だったら離婚が多くなり、男性の場合は職場
の評価に不満を持って楽しい人生を送ることができない。
日本の子供の虐待は主として「小学校の時に嫌いな勉強ばかりをさせられる」
ということが多く、中学校に入るころは勉強が嫌になり、そのままあまり勉強
せずに大人になる。大学受験も苦痛以外の何物でもなくなる。
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