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貞子第二メルマガ:「世界同時5年不況」の始まり?~パウエルFRBは「ボルガーのような超タカ派」になるつもりもない!

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2022/09/06
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パウエルFRB議長は、26日のジャクソンホール講演で、自分は 「かつてのアーサーバーンズのようなハト派」にはならないとし ながらも、その一方で、自分は決して「かつてのポールボルガーの ような、超タカ派にもならない」とも主張しています。 26日のジャクソンホール講演を聞く限りにおいては、パウエル FRBは「インフレ退治のためならば景気後退も辞さじ」との覚悟 は決めたものの、今後は「普通の景気後退」を巻き起こしながら も、家計や企業の痛みを出来る範囲で最小限に抑え込みながら ゆっくりとインフレ退治を行ってゆくつもりのようです。 かくして、26日のジャクソンホールでのパウエル議長講演は、 タカ派だったけど、「ボルガー流の超タカ派」でもなかったのです。 「休むも相場」と言うくらいで、しばらく様子見しましょう。 FRBの急ピッチな利上げは年内は継続します。こんな時期に株価 が底を打つわけがありません。 さらに、さらに、FRBの「QT(量的金融引き締め)」のペースは 今年9月から倍増しています。QTは実態経済への影響はよく分 っていませんが、株式市場では株価を下落させる効果は明らかに 存在しています。 中国経済では不動産バブル崩壊が進行中で、引続きゼロコロナ対 策も強力に推進中で成長が急速にスローダウンしています。こん な時期に中国の不動産バブルの崩壊が底を打つわけがありません。 欧州の景気後退リスクは悲惨です。欧州の天然ガ危機・エネルギ ー危機は日に日に深刻化しています。 世界経済は、「世界同時不況」入りへ向かって突き進んでいるよう です。 すなわち、この秋から来年初めにかけて、内外の株式市場は大荒 れに荒れ続けることでしょう。 世界同時の不況およびアメリカ不況はおそらく5年くらい継続 することでしょう。 株価の底打ちにも長い長い時間がかかることでしょう。      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ S&P500の2022年から2023年にかけての「大底の値」 は、まるっきり見通せないものの、あえてざっくり示すとすれば、 「S&P500の底値は3,300~3,400ポイント」 あたりか??? あるいは、「3,000ポイント割れ」か???

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